誕生日を祝ってもらう。
夫からどこに行きたいか聞かれてはいたけれど、1歳児を連れておしゃれフレンチやイタリアンに行って
ナイフやフォークを投げたり、すべてスープを下にこぼすような惨状は避けたい。
なので鰻をリクエスト。
蒸した関東風の鰻より香ばしく焼き上げた関西風の蒲焼の方が好きなので、銀座のひょうたんやに行きたかったのだけれど日曜は営業していない。
日曜営業の鰻屋は少なくて、結局わざわざ四つ木にある魚政までお邪魔することにする。
ここも関西風のものを提供してくれるらしい。
猛暑のなか、わざわざ向かったはいいけれど、なんとお客がいっぱいでもう鰻がないとのこと!
予約しなくちゃな~と気になりつつ、結局予約忘れてばたばたとそのまま向かったのがあだとなった。
乗換の浅草橋駅もエレベーターは設置されておらず苦労してベビーカーも運んだのに、いったい四つ木くんだりまで何をしに来たのか・・・
大きいレストランだからやはり空きはあった。
片道40分かけてきた道を戻って原宿まで。
Fonda de la madrugadaはメキシコに駐在していた奥様方から言わせると、やたら高いし、味もそれに見合ったものかしら?という 感じらしいけれど、あのentertainingな内装と音楽演奏は楽しめるので私は好き。
がやがやしているのでkidsを連れて行ってもそこまで肩身が狭くならないのがよい。
Mexican beerから始まって今回はQuesadillaにサボテンサラダ、チキンのモレソースがけ。
サボテンの果肉をマリネしたものをチーズやトマト、アボカドと共にトルティーヤで巻いていただく。
サボテン自体はあまり味がなく、アロエのような柔らかさの瓜という感じかな。
モレソースとは30種以上のスパイスと共にチョコレートで煮込んだソースであるらしく、 like water for chocolateやショコラの世界が醸し出す雰囲気が好きな私としては、チョコレートを使った料理に憧れを持つのだけれど 味自体は濃厚なブラウンソースといったところ。
カレーの隠し味によくDarsのチョコを加えたりしますが、それと近い感覚。チキンに普通に合います。

また、一緒にサービスとして出てきたfranも濃厚で美味。
メキシコ版のプリンだけれど、どうやらたっぷりのココナッツミルクとコンデンスミルクで作っているよう。
それは濃厚になるよね。家でも作れそうではあるけれどカロリーの恐ろしそうなデザート。
途中で子供がぐずつき始めたので急ぎ足にはなってしまったけど、最後は iguanaで〆。
カルーアにテキーラ、ウオッカの変り種shot。
カルーアにテキーラ、ウオッカの変り種shot。
今回のお祝い、
あっちは誕生祝い+結婚記念日祝いの両方のつもりだったらしい。
結婚記念日のことを忘れないように、わざわざ誕生日に入籍したのに、結局は忘れちゃうものね。
花といえば薔薇くらいしか思いつかないようなところなどにいちいちイラッときたりもするけれど、 その気持ちには感謝すべきだし、買ってきてくれたケーキも美味しかったので、まあそれなりにしばらくは仲良くやっていけるでしょう。