2010/12/26

neighborhood

明朝に必要な物が急遽発覚したため,こんな夜中に近所の(?)24時間営業スーパーまで片道40分かけて調達。
都会の真ん中に住んでいる筈なのに山里の生活のような錯覚。なんなんだ,この不便さは。
繁華街でクラブに行列するにーちゃん,ねーちゃんの間をすり抜けて買い物袋を抱えてなんとか帰途。

生活area一帯は,大きな面積を占めるsport facilityなどが点在するareaだから,どうしてもごちゃごちゃとはならない雰囲気でそれが売りの地域でもあるわけだけど,しかしsupermarketといった代物くらいは一つくらいちゃんと作ってくれたって。
店舗の拡大を考えているスーパーなどには穴場だと思うのだけどなぁ。
丸正でもヤオハンの類でもマルヤスでもなんだって。

2010/12/23

活!

カフェでのリクルートスーツ姿女学生2人組同士の会話:あ〜,就活頑張んなくちゃだけど,婚活も頑張んなきゃ。

普段は海外生活だけど一時帰国しているtwinsが,「隣に座っていた女子学生がこんな会話してた!なに!?今の日本ってこういう感じなの!?」と興奮して報告してきた。
そうね,こういう感じなんでしょうね。

あんたら,堅実で偉いわ〜,と思う一方でなんか少々不憫な気も。
まず,大学3年というvitalityにあふれるべき,何かに打ち込める貴重な年齢に,わざわざ暗ーい色で統一されたスーツ着て,entry sheetなどばかりに時間を取られるのはやっぱり疑問。就職活動廃止運動にたまに1票入れたくなります。せめて1年を通して履歴書を受け付けるようにする,履歴書から年齢入力の欄を省略する,などができれば。

それプラス現在は婚活もまるでobligationのようになっているとは!
全ては勝間のせいか,と思いつつ,大学生ぐらいからそのくらいの意気込みでないと落ち着いたいい人生過ごせない可能性が高まってしまうんかしら。しかしあまりにも夢がない!と思ってしまうのは,単に自分を正当化したい私見かしらね。

うーん,やたらこの頃説教喰らうこと多いので。
それなりに生活自体は充実・結構楽しんでいるとの認識なのでstatus quoで進めたい気もするが,きっとそのままだと後悔するよ,と姉からの諭し。それって,自分の選択・結婚生活というものを単に正当化したいだけなんじゃないの〜?という本来のひねくれた考えで反論しつつ,自分を省みなくちゃな,という考えも一方では存在するのだけれどね。
友人からも,もともと結婚するタイプじゃないんだから人一倍結婚したいと思わないと結婚無理だって!と言われつつ。

でもあんまり興味持てないのだもの。それを自分に強制してもたせるというのもな〜。

頭にぱっと思いつく三大憧れ女性をちょっと考えてみる。
キャリアウーマン(戦争未亡人),キャリアウーマン(未亡人),キャリアウーマン(生涯独身かつ不倫)。
なんだか私,色々間違っているらしい。
なんだろうなぁ,両親の愛情たっぷり受けて育っているはずなのにたまにひねくれている。

でも時間を無駄にしているな,という認識は嫌になってしまうのだもの。
定期的に会って時間を無駄にするより,たまたまお隣に座った人が面白い話を提供してくれた場合の方が,時間が有効な気になってしまっている時点で,既にその考えが間違い。

強いて言うなら憧れは夏木マリ婚か。うーん。

2010/12/12

Tony and Susan

Tony and Susan.
Titleだけだとハーレクイン的なロマンス小説。
だけどamazonでorderしたのが届いてみると,おどろおどろしい書体にわざとcoffeeのこぼしジミの付いたようなカバーデザインの,どちらかというとSteven King的な雰囲気。しかも紙自体が全部古くさく黄ばんでいた。あれはそのような演出なのか単に中古品が届いたのか区別できず。

しかし超thrilling!
原著にしては珍しく早いpaceで一気に読んだ。
実際に起こっている出来事と主人公達の頭の中の考えなどをquotation markなどで区別も付けず続けて書き連ねているところも多いので,ちょっと文体に慣れる必要があったのだけれど。

面白かったなあ。
主人公は40過ぎの専業主婦。ある日,離婚した前夫から彼が書いたという小説の原稿が送られてくる。彼との再会を前にその原稿を読み始めたはいいものの,そのthrillingな内容に惹き込まれ,また自分の離婚・再婚後といった人生に照らし合わせて深く影響を受ける,といった物語。

小説の中の小説はTony Hastingsという名の数学教授が,恒例の家族との夏旅行の際に巻き込まれたincidentにより妻と娘を惨殺され,その後一変した生活の中で警察や犯人などとのやり取りの際の葛藤などを克明に描いたもの。
殺人事件に巻き込まれるなどということは非日常的だけれど,実際自分の身に起こったら私も同じような考え,態度をとるのではないか,そもそもこのような悲劇に巻き込まれる事は普通にあり得るのではないか,と考えさせられます。

また,読む側の主人公であるSusanにしても,彼女の恋愛のやり取り,不倫までの経過,結婚・職業両方における自分の社会的な立場,他人から張り合いや腹いせに対する理解など,その心理描写が面白い。
国が違っても人生観などは多々共感できる部分があるものなんだなあ,と感じ,あぁ〜,分かる,分かるぅ,といった感じでした。

Memo的にいくつか抜粋。
"Tony trying to brace himself by being civilized. The notion that being civilized conceals a great weakness."
"She wishes she didn't have to keep proving that it's her ability to read that makes her civilized."
"Dissemination:the adaptations and publicity required to induce others to read - an extensive process summed up in one word, publication." "In giving up publication she gave up the chance to be part of a writing conversation, to read the consequences of her words in other words from out in the world."
"Not that he had not yet grown up to appreciate such joys but that he had grown out of them as a natural part of the process of maturation."

しかし著者のAustin Wrightはもう亡くなっちゃったけど,この小説書いた時は70過ぎだったのね。

2010/12/05

words from passerby

仕事でもプライベートでも褒められつつ結局諌められる,というオチが多い気がする。
なんだろうなぁ。
でも,「けなして育てる」に近い教育方針で育ったためか全く抵抗はない,というか褒められすぎると気持ち悪くて結構困る。

やはり仕事の上のお付き合いなどでは,自分がいかに有能であるか,というのを主張したりする人などもいてたまに辟易してしまうのだけれど,部下をもつ身になったりすると周りに示しをつけたり,けじめをつけるためにもそのような主張も必要になってくるのかもね。
でも,査定・給料などにも関わってくる事だからselling pointを強調することは重要,というのは分かりつつも,一方でプライベートの生活にもそれらを持ち込まれると,ちと面倒。
自分の方が仕事ができるだとか,金持ちだとか,もてるだとか色々主張したい人はいるんだよなぁ〜と眺めつつ,それらによって得をする事はなんだろう,と考えてしまうのよね。
まあ,でも仏のようになって生きる方が楽なんだろうけど,俗世にまみれて生きた方が面白いんだろうであって。バランスがとれる辺りを目指したいものです。

そんなことを考えつつの愛犬散歩中にも,ワンカップ持った酔っぱらいのホームレスのおっちゃんにからまれ,ひとしきり愛想のない犬の美学についてのレクチャーを受けた後,「あんたとあんたの犬の人生,間違いない」とのお墨付きの言葉を受ける。
全く根拠のない通りすがりの言葉でもお陰で1日happy. thanks.