2010/07/24

私を離さないで

"Never let me go".
友人に勧められて読んだ小説。

いい小説だったなぁ。
すごいぜ,イシグロカズオ。
クローン人間やらがからんだSFチックな内容なのに,それを全く意識させない日の名残り的な静かな文体,情景。
イギリス人がなせる技なのか,それとも日本オリジンということでやたら共感できてしまうのでしょうか。

タイトルロールじゃないけれど,タイトルに値するものや人物が出てきた瞬間ってゾクゾクするわね。この場合は曲名だったりするのだけれど。

映画でも丁度"月に囚われた男”を観たばかりで,科学の発展した現在,どちらも全くあり得ないsituationではなく,科学によって産み出されてしまった側の意識ってどうなるのでしょう。試験管ベイビーでさえ,思うところは多々あるわけで。

でもこの小説,Keira Nightley主演で映画化!9月に公開される予定らしいけど期待していいのかしらね。"Lovely Bones"も似た感じで結構好きなお話でしたが,映画はまあ主人公の女の子が可愛いからいいかも,といった感じだったので。

しかし,相変わらず本を読むのが遅いこと!
カツマーにはなりたくないけど速読はできるようになりたいなあ。
とりあえずDear GeniusとTony&Susanとソドムは夏になんとか。

2010/07/17

Saitama Children's Zoo

It's been a while since I went to a zoo last time. The last time was Toronto zoo on a really hot summer day. The park was huge and I remember walking on sun-reflective burning asphalt made me just thirsty, tired and feel like I was the one in a cage being watched by surrounding animals.

So I didn't expect much about visiting Saitama Children's Zoo but I found the zoo quite attractive. The park is huge as well but it's located among trees so it gives us nice shade and refreshing atmosphere. And the animals! Many of them are my favorites like capibaras, prairie dogs and slothes. Fun.

上野動物園にお嫁に行っちゃうカピバラのマオちゃんのお別れ会にも急遽参加でき,ブロマイドまでもらっちゃう。

They do also have Beatrix Potter museum which suddenly appears with English-garden like looking in the zoo.
大きな自然公園の中にピーターラビット資料館。イギリスにあるoriginal museumと同じ外観の資料館を入るといきなり身なりの整った学芸員らしき人にわらわらと囲まれる。たった今まで広大な動物園でほっぽかれ,たまに長靴の飼育員にすれ違うくらいだったので激しく違和感。
隣にある大東文化大学の所有らしい。
なので拙い解説の学芸員はきっと該当ゼミの学生かとも思われ,説明を聞きながら思わずこちらがエールをおくってあげたくなっちゃう。
でもこぢんまりした資料館で一息つくのに丁度よい。

動物園にはasia-pacific areaだったり,熱帯的な鳥を集めたareaがあったり。Englandの雰囲気味わえたり,避暑地的な雰囲気味わえたり。kidsが多いのでもちろん日本の行楽地的な雰囲気もたっぷりで,なんだか色々お得な気分になれ,ちょっとコーフン。