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2017/07/10

ブルブルの大冒険

2歳半頃からアンパンマンファンとなった娘は3歳5ヶ月となった今でもやはり大好き。
日テレが金曜の11時から11時半という、いったい誰がみるんだ、という時間帯に放映するので、予約録画したものを毎週楽しみに観ている。
そのなかのCMで今夏上映のアンパンマン映画「ブルブルの宝探し大冒険」の宣伝をしており、そのCMをみるたびに「ぶるぶるに会うー!ここに行くー!」と騒ぎだす。
3歳で映画は早いかな、とも思ったけど、このアンパンマンへの情熱がいつプリキュアなどに移行してもおかしくなく、来年の今頃には興味を失っているかもしれない。ならば行きたいという今のうちに、と映画鑑賞に行くことを決定。

家ではアンパンマンは最初から最後まで観ることができてもドラえもんなどは最後まで集中力が続かない。果たして映画なんて観られるのか心配だったけれど、さすが小さい子対象の映画、劇場で一緒に踊ったり歌ったり、子供が音を立てるのは全く気にしなくていいらしい。そうじゃないととても映画館なんて3歳児無理。
近くの新宿でもよかったけれど、9時台の上演がある品川だとちょうど暑い日の午前中を過ごすのにちょうどいい。新宿とは違って空席もたくさんあるし、映画館すぐ隣に子供も食べやすいフードコートがあるし、品川鑑賞で決定。
品川駅でこっそりバタバタと朝食パンを買って映画館へ。
館内では100cm以下対象の子にキッズシートも貸し出してくれるし、なんと上映中も危なくないように暗くしないのね。暗くしなくても鑑賞には全くの支障なし。普段でも明るいままでもいいくらい。
また、うるさくしていいとはなんて気楽なこと。上の娘にパンを食べさせながら、出てくる登場人物の説明をし、また息子君にも授乳しながらのんびり観る。

日本では上映中は静かに、とのルールが厳しくて、なんだか予告編のときまで静かに観るべきか議論もあるよう。でもずっとしゃべり続けるというわけでなければ、ルールでなく映画そのものを純粋に楽しむ感情の方を優先していいと思う。
ずっと前にwater boysを日本とカナダの映画館それぞれで観る機会があった。
その違いとして、コメディ映画でありながら日本では最初から最後までシーンとしていたのが印象的だった。ブホッと吹き出す声も途中で聞こえてきたし映画そのものが面白くなかったというわけではないと思う。でも声をあげて笑うのを日本では皆我慢していた感じだった。こうなると本当は100%面白いはずのものでもその75%程度しかその面白さを実感できなくなるというか。
一方でカナダではそこまでウケなくてもいいだろ、というくらい客席の至る所でワッハッハーと大笑いし、好きな場面でヒューッと口笛吹いたり、存分に楽しんでおり、本来面白さとしては100%程度のものでも120%くらいまで楽しんでいた。
でもこういう小さな姿勢の違いが普段の生活のストレスを減らすのにだいぶ役立っているんだと思う。
日本人気質として難しいのかもしれないけれど、映画館としてもかちんこちんに観るのでなくもっと気楽にオープンに楽しめる場をもっと提供してほしい。劇場参加型の映画も増えているというけれど、例えば好きな食べ物持ち込みOKで少しくらいの騒音ならお咎めなしのところだったり。たちまち経営難に陥ってしまうのだろうか。

ブルブルの映画自体は子供たちが飽きないよう1時間程度の短い映画。内容も映画29作目となると必然的にそうなってしまうのか、それとも一緒に観る大人向けへのサービス精神なのかいろんなもののパクってる気もしたけれど、ちゃんと勇気と愛と優しさを盛り込んでいる。
個人的には、ところどころにラピュタと走れメロスのデジャヴュが。
娘も楽しんだようで最後の方は最後列の席から最前席までひとり移動して乗り出して鑑賞し、終わった後も「もう1回つけて〜」と駄々をこねたのでした。

2013/12/20

年の瀬event

産まれたらしばらく何もできなさそうだから、今のうちに遊んでおこうと精力的に活動。

中村インディアさんのベリーダンスショーを見に行って、Beautiful Hummingbirdのライブを聴き、かぐや姫を見て。
山口晃のトークショーを聞きに行ったり、でかい腹で律儀にチームの忘年会に参加したり。

中村インディアさん、セクシーだなあ。
踊りつつ、その時々にターゲットの観客を定めてジーっと目を見つめながら近寄ってこられるとたまりません。
男性が興奮しても、まあ、しょうがないよなー、と傍からも許せそう。
顔がちっちゃくて、髪が長くて、華奢なのに、踊り鍛えられているからかっこいい脚をしていて羨ましい限り。
三宅純の異国情緒的な音楽が大好きなんです!と興奮して語ってくれましたが、いいなあ、明確な夢を持っていて。
Cabaretを開いたら是非お邪魔してみたい。

Beautiful hummingbirdはvocalの小池光子ちゃんが同級生ということもあって、お邪魔したんだけど、あのように、のびやかに美しい声で歌えるってどういう気持ちなんだろうなあ、と考えてみたり。
音痴な私には想像もつかず、羨ましい限り。
美しい歌声にお腹の中の胎児もかなり反応していたような気がし、やはり胎教ってすべきだったのだろうかとちょっと反省。
先日などはDictatorというかなりお下品、お下劣な最低映画を観てしまい(まあ、ボラットのサーシャ・バロン・コーエンだから想像はできたのだけれどね・・・)、途中で、胎児をいじくり回すようなかなり胎教に悪そうなシーンも出てきたところだったので、素敵なライブでなんとかその影響を相殺。
しかしDictator、あまりにもおバカ映画で笑っちゃったけれど、北朝鮮の粛清が始まった今となってはそこまで笑えないのかもしれません。

かぐや姫は期待せずに行ったら、図らずも最後は号泣。
誰もが知っている結末の、月に帰る、という原作に忠実に従って作ってはあるから、sad endingであることは勿論想像できたことなのだけれど、どうしてあんなに泣いてしまったんだろう。年のせいか。
月から迎えにくるシーンで、それまでの曲調とはがらっと変わってやたら明るい感じの、でもちょっとだけ平沢進的要素も入ったメロディを使っていて、かなり違和感を覚えたのだけれど、もしかしたらそのギャップに何気にやられたのかもしれません。

山口晃さんのトークショーは初めて参加したけどかなり楽しんだ。
繊細なタッチであのユーモアのある画風を生み出し、デッサン力の凄さとか毎回すごいなあ、と思うのはもちろんだけど、あれだけの天才絵師でまたトークも面白い、となれば憧れるしかない。絵や立体に対する芸術的センスがすごいだけでなく、言葉に対する感性とかも違うのかな。
今回買ったすずしろ日記2の中でも、小さいころから「憎らしい!」と友達に言われても「肉、肉・・・?」とか「とりあえず」という言葉も思わず「鳥合図・・・?」というのを思い浮かべていた、と面白おかしく漫画にして表されていましたが。
でも今回のトークショーでも、もらった3つのお題を即席でうまくアレンジして素晴らしい絵を生み出していたもの。また描くのが速い!

嬉しいことに会場で買ったすずしろ日記にサインしてもらえましたが、横にいた旦那が図々しくも、一緒に写真を・・・とお願いしていてびびる。
先着150名までのサインで、まだまだ後ろに100人近く、サインの人が並んでいるのに、いや、それは無理だろう!と思ったら、山口さんは気さくにいいですよ、と返事をくれて、なんて嬉しい。もちろん隣にいた係の人からすぐにストップが入ったけどね。
そうしたら、さらに旦那が、せめてお腹をなぜてもらったら?なんて提案をしていてさらにビビる(画才のパワーをもらえるかと思って…などと、後ほど弁明していましたが)
そんな狂信的な信者じゃあるまいし、腹ボテの妊婦のおなかを触れ、って言われても、先方もそりゃあどん引きだよ!と思っていたら,さすが、機転を利かせてその場でささっと、妊婦のおなかを触っているご本人のイラストをサイン本に付けたしてくれる。
なんて嬉しい。大切にします。いい人でよかった。

年の瀬が近づき、ただでさえ忙しないのに忘年会にも参加しつつ引き継ぎも全部済まさねば。
あと3日、なんとか頑張りたいところです。

2012/01/17

fantStic MR.Fox

久しぶりに正解の映画。
特にkids are alrightの後では。

kids are alright、Mark Ruffaloが出てたり不思議の国のアリスの女の子が出ていたりで、皆好きな出演者だしかつ同性婚にも元々それなりに理解を示しているつもりだから,内容的にもオッケーのはずだったんだけどなぁ。
それでも最初から最後まで全く共感できず。
マークラファロ演ずる駄目男っぷりがあまりにも本当にそこらへんにいそうな駄目男だったからか。納得のできないままに終わる。

口直しとしてFantastic Mr.Fox。確か構想10年,制作2年のstop-motion animation.
ロアルド・ダール原作でこんなお話があったんだなあ。
やはりWes Andersonはよい。
最初から最後まで好きなテンポで展開し,全てのシーンが笑えて,でもじんわりもできて,かつブラックユーモア的な。DVDの購入を迷う。

さて,もう少しがつがつ仕事を終えて,飲み会と読書と映画を同じバランスで楽しみたいのにね。どうも偏っている。

2011/05/17

movie nite

仕事帰りに同僚と久しぶりに映画鑑賞。しかも2本立て。
前の職場の環境ではあまりできなかったことだなあ,と今の定時に出れる労働環境に感謝しつつ,場内には他にも多々サラリーマンの姿。時間をやりくりして1人で息抜きに映画館に来ているサラリーマンの姿を見ているのは結構好きです。
楽しめている人はいいのよね。

Sometimes I wonder if it is okay to be like this, like watching movies whatever I want to watch with whoever I want to watch with. But what is the problem with that? No prob. I'm just trying to enjoy myself otherwise it would be harder to entertain other people either. Meanwhile that is also true that enjoying oneself is good thing but you better not to get used to that situation. You'll just get used to entertain yourself then you might end up getting bored with entertaining others. That's the thing I wonder these days.

なんて答えの出ないことをつらつらと考える日々。
舞茸のナンピザが美味しかったから良しとする。

2010/08/04

夏の逢瀬

動物づいた日々。

本当なら本物のお馬さんを見に行きたいのに,府中レーシングサブレで妥協。早くtwinkleに行きたい。

大國魂神社の真っ黒い烏の絵柄が入ったお守りで厄払いに願いを込めて。
黒い動物は犬にしろ,猫にしろ,馬にしろ憧れですが,西洋の影響によるものかどちらかというと禍々しいものにとらわれがち。かっこいいのにネ。少年の黒い馬は名画。
でも,自身の負のパワーで向かってくる負のパワーを跳ね返せる,というのも期待できるハズよね。

入浴中にもキュウキュウと耳慣れぬ音を聞く。
お風呂場の床下にはネズミが住むため,一瞬湯船の中で身構えるけれど,いつものゴリゴリ,ドタンバタンとは違った様子。
音のする方を探すとアニエス・ベー発見。
左下方にももう一匹。どうやらsummer time rendezvous。求愛中の音だったらしい。

夏だあね。

2010/07/24

私を離さないで

"Never let me go".
友人に勧められて読んだ小説。

いい小説だったなぁ。
すごいぜ,イシグロカズオ。
クローン人間やらがからんだSFチックな内容なのに,それを全く意識させない日の名残り的な静かな文体,情景。
イギリス人がなせる技なのか,それとも日本オリジンということでやたら共感できてしまうのでしょうか。

タイトルロールじゃないけれど,タイトルに値するものや人物が出てきた瞬間ってゾクゾクするわね。この場合は曲名だったりするのだけれど。

映画でも丁度"月に囚われた男”を観たばかりで,科学の発展した現在,どちらも全くあり得ないsituationではなく,科学によって産み出されてしまった側の意識ってどうなるのでしょう。試験管ベイビーでさえ,思うところは多々あるわけで。

でもこの小説,Keira Nightley主演で映画化!9月に公開される予定らしいけど期待していいのかしらね。"Lovely Bones"も似た感じで結構好きなお話でしたが,映画はまあ主人公の女の子が可愛いからいいかも,といった感じだったので。

しかし,相変わらず本を読むのが遅いこと!
カツマーにはなりたくないけど速読はできるようになりたいなあ。
とりあえずDear GeniusとTony&Susanとソドムは夏になんとか。

2010/01/31

baking baking.

時節柄やたら製菓材料を目にするのでお菓子熱が一気にheat up。
大量生産。ぁ"〜,すっきり。

どうしても料理にからんだ小説とか映画とか好きなのだけれど,laura esquivelの"like water for chocolate"に出てきそうなmexican chocolate cakeを俄然作りたくなる。
しかし鷹の爪はあってもcayenne pepperがない!
仕様がないので,decadantかつspicyな大人tasteのchocolate cakeを作ることで妥協。珈琲の粉を練り混ぜて,シナモンで香りづけして試しに黒胡椒もふりこんでdark chocolateの重たいcoffee chocolate cake作成。焼き立てにtia mariaとwhiskyもぶっかけてとことん大人追求。
spiritの熱さと珈琲の苦みで目が覚めそうなcakeの完成。美味で嬉しくなりましたが人に配るには少し申し訳ないような個人好みtasteでしょうか。サバラン好きにあげたい。

並行して抹茶フィナンシェと全粒粉ニコニコcookieと塩パウンドケーキも焼く。
やっぱり,お菓子の味の美味しさはbutterの量に比例すると思います。
スイカにかけるお塩じゃないけど,やっぱり甘いものとしょっぱいものの組み合わせはいいなぁ〜。しばらく塩パウンドケーキは飽きるまで作ってしまいそうです。

julie&juliaと恋するベーカリーが観たい・・・

2009/05/24

重力ピエロ

思い立ってなんとかぎりぎり渋谷human trustの「重力ピエロ」最終の回にすべりこむ。

serious themeを扱っていながら全体にさわやかな雰囲気が流れる。
始まりと終わり,じーんとほんわかと少しの重さも混じり合って泣ける感じのかなりいい映画だと思う。
岡田将生の端正なルックスを前面に打ち出しつつ,4人家族の絆の強さを中心にすえて,脇役陣にそこまで比重はおかれていない感じながらも,ところどころに出てくる吉高由里子がポイントを押さえてくれています。

この映画からすると親子への影響要素は遺伝子半分,環境半分なのでしょうか。でも遺伝子100%であっても,絆の強くない家族もいるし,かと言ってやはり親子の絆は夫婦の絆より深いのでは?という考えももってしまう。でもとにかく理想の家族像が描かれています。

human trust以外にももっと色んなところで公開してくれているといいのにね。
やはり渋谷は好きなんだか嫌いなんだか。大したことないaccidentにしょっちゅう警察も呼ばれていて可哀想になります。

2009/04/18

闇の子供たち

ヤンソギル原作の闇の子供たちをみる。去年の夏に公開されたのかな。
色んな意味で記憶に残る映画だった。

臓器売買のために生きたまま手術台に運ばれることになるタイの子供達。
その実態を暴くために新聞記者やNGOが奔走するという話ですが、我が子を救いたい一心から人身売買組織の存在に眼をつぶってお金を払う日本人夫婦や、幼児性愛者の存在など色々からんでくる。

主演の江口洋介が熱演。同僚役の豊原功補や我が子を救うために苦悩する佐藤浩市などいい味だしています。しかしNGOにて自分探し役の宮﨑あおいが演じている女性のバカ女っぷりにあまりにも腹立ちすぎて、江口洋介とかの気迫の演技も薄む。つまりは宮﨑あおいはやっぱり演技上手なのかもしれませんが、あんな綺麗ごとばかり言って感情的になった人に捜査の邪魔なんてされてしまった日には、ストレスたまりまくりです。後ろで鉄砲パンパンなっている状況で、”私は自分に謝ったりしない!”(だったかな?)などと御託を並べている女性がいたら横っ面張りたくなるかも。

話の流れもところどころ突っ込みたくなるところ沢山でしたが(L.A Confidentialばりの裏切り、かつ銃撃シーンとか、ボランティア団体の男性の機転の利かなさとか。聞き込みするなら、あんなあからさまに聞かず、bed time storyとして引き出すのが普通です)、子供達の熱演でカバー。邦画ってどうしても子供使うのが下手なケースが多いのが印象にあるけれど(地雷を踏んだらさようなら、の子供達とかね)、今回のAIDS役の女の子の床の這いっぷりとか貞子並みに凄かった!北島マヤの演じた足の不自由な女の子のシーンを思い出したのは私だけでしょうか。

監督の熱の入れ方も結構なシーンにみれました。タイの子供達が受けている悲惨な現状を伝えるためか、子供達を暴行したりかなり赤裸裸なシーンも出てきます。あのpedophileという屈辱的な役はAV男優たちが演じているのかな。結構辛い役です。
幼児性愛者を演じている日本人役についても、本当にこういう世界が存在するんだろうな、と思うと薄気味悪くなり、果たして東京歩いている人たちのどのくらいがこの類いに属するのか、端から判断できないのが恐ろしい。

海外では日本のように、高校生などの未成年の買春はあまりニュースになることはなく、これはもう彼らが自分で物事を判断できるくらいの歳であるとして、自己責任の意味合いも強いからかな、と想像します。そのかわり幼児性愛者については、抵抗できない弱い者を相手にした犯罪者として徹底的に対応。確か警察だかのサイトにいけばそれらの犯罪者とかの顔写真はチェックできるようになっているし、ネットワーク摘発とかもそういうサイトがターゲットになることが多い。pedophileは基本的に病気の部分が強いと思われる(そういった意味でこの映画の最後のシーンは考えさせられた)。だから再発されることを考えればこれくらいの対応が適当なのでしょう。

個人的には、自分が逮捕されながらも、自分自身も被害者であったドライバー役のざまぁみろ、といった表情が印象的だったかな。

2009/03/15

friday the 13th

joined the overnight event "Horror night!" at Roppongi Hills on friday the 13th.
フランス映画祭がちょうど開かれていて13日の金曜日にあわせてフランス製ホラー映画3本立てfrom midnight to 6 next morning.

1本目の"マーターズ”の上映の前にそのパスカル監督と主演女優のマルジャナ?と日本のホラー映画監督たちとのトークショー。清水崇など遠目には泉谷しげるが帽子かぶったような雰囲気で、他にも井口昇とか山口雄大?監督もなかなか味のあるオタクな雰囲気醸し出してたけど、皆結構ひょうきん族でした。
ただ司会役かつインタビュアーのキングレコードのプロデューサー問題あり。
緊張してたのかもしれないけど嚙みまくりで、片肘ついて足組んで貧乏揺すりしながらのインタビューはunacceptable. 後半から3人の日本人監督呼んで対談形式にしてくれたからよかったけど、前半部分のように彼だけのインタビューで進行させていたら結構つらかった。

1本目のマーターズmartys. 
本国では気絶する観客もでたとのことだったけど、これはホラー映画の分類というよりスプラッタ映画かつサスペンスに属する気がする。
ストーリーはちゃんと構成されていて、結末もよく分からないなりにまあ納得いくものだったけどひたすら血のシーンが多い。
結局8割方、眼をつぶって観ていましたが残りの2割は眼をあけてしまったために十分気分が悪い。というかムナクソ悪い。
刺激を求める方にはおすすめです。

2本目はJulie Delpyの伯爵夫人。
美を保つために人を殺してその血に体を浸していたという、ドラキュラのモデルとなった女性の話。それでもこちらはそこまで血のシーンは多くないし、予算も多めな感じで作られていて安心して観れる。音楽とかもJulie Delpyが手がけているのね。

2本目が終わった時点で既に4時半。

SF系は嫌いではないので最後のMutantも観たいと思いつつ、さすがにgive up.
大層な春の大嵐の中を傘を壊されながら帰る羽目となり、なかなか面白い13日の金曜日。

2009/03/08

芒種

確か原題はこんな感じのタイトル。邦題はキムチを売る女。
久しぶりにシアター・イメージ・フォーラムへ。
土曜でもあれだけすいているのは嬉しい。

韓国映画はあまり馴染みがないのだけれど、他にやっていたプログラムがピンク映画特集だったため自動的にキムチ側へ。黒沢清などの旬の監督も手がけたいろんなピンク映画が放映されていたみたいでそちらでもよかったのかもしれないけど。

韓中合作かな。中国のどこをロケとしているのでしょうか。辺境の地にて淡々とキムチを売りながら逆境の中で生きている女性の話。人の不幸はこんな静かに負の連鎖として訪れるものかと胸が痛くなります。ハードな日々のなかで小さな喜びを見つけられる可能性もあるだけに、その分結果が痛々しい。淡々とした映像で流してくれるので静かに受け入れられるけど、ストーリー傾向はdancer in the darkと似た方向かも。

それとドキュメンタリー映画「精神」の予告編みただけで少し泣けそうになりました。
選挙と同じ監督らしいです。

アメリカの友人からのお土産。どのsituationで着るべきか判断難しそうだけどかなり嬉しい。
   
  

2008/10/01

アイアンマン

one of the recent movie I watched. I didn't know any background of the movie other than it's based from a comic. So I thought it came from "Tetsuo" of the comic "Akira" because of its name"Iron man". Totally wrong. It was a totally Hollywood movie without much story in it.
I wondered if this movie had to use those big actors like Robert Downey Jr. and Gwyneth Paltrow cause it's just okay movie. But it came to be a good chance for the problemed actor to come back to the big screen anyway.

そろそろ邦画中心に戻りたいと思いつつ、何も考えない生活傾向についてくるのは主に洋画。

2008/04/13

モーターサイクルダイアリーズ

なかなか新作を観る機会がありませんが、最近のなかではかなり好きだった映画。

ChileだろうがPeruだろうがとにかく行きたくなった。もう少しあそこらへんが近ければ。
貧困層の問題などをちょこちょこっと映し出しているから少し暗めな感じはあるけど景色は美しいし、チェ・ゲバラの若い頃の旅を描いたロード・ムービーだけど革命のことなどは前面に押し出さずに、旅の途中での人々との出会いが彼に少しづつ影響を与えてるのを静かに描いています。

練習がてら簡単なresume.

"Diaorios de motocicleta" es la pelicula sobre viaje camino de Ernest Guevala conocido "Che Guevala" luego como un lider de revolucion en Cuba. En la pelicula, no hay nada para decir proceso directo o actividad que el ha como un lider communisto pero hay incidentes tranquiros que va a moverse a el en revolucioso mas tarde.

Aunque fue un hijo de medico y parecio que fueron su familia todos acomodados ademas el facto que estaba un estudiante medico en la universidad, se decidio por tomar fuera algun tiempo y viajar con su amigo Suda America longitudad por un motocicleta.

Hasta Amazon, unos encuentros en camino como communistos mineros pobres, ingenuos en Machu Pichu no pueden sus propio tierras. Finalmente llegaron a Amazon y visitaron a sanatorium de lepra que Ernest tomo como matricula mayor en la escuela. En la sanatorium, Hermanas y medicos se dedicaron por pajientes lepras pero Ernest todavia sentio que hay distante y segregacion.
Cuando el viaje termino finalmente, Ernest no sabia que tiene que hacer luego pero conocia algo cambiaba en el por este viaje. Conocia que quiere hacer algo por gente y sociedad.

2008/02/11

くじらとり

watched short animation film "catching a whale" based on Nakagawa Rieko's "Iya-iya en" at Ghibli museum in Mitaka. that's only 15min film but the picture is pretty and beautiful and the story is so adoreble. all the kids in the film are the characters we adults expect and hope they are to be. innocent and adoreble. innocent and classy. girls wearing smocks and enamel shoes. boys wearing short pants with suspenders.
もう日本でも短パンの幼稚園児なんてみること少なくなってきてしまっているけどね。少し残念。あんなのは子供の時しか似合わないのに。

いやいや園、子供の時大好きな本でした。本当にチューリップ保育園みたいなところあればいいのに。あれは子供の心をもった大人の願望の現れでしょうかね。

幼稚園児の時はその時なりに友達関係とかそれなりに苦労したような覚えもあるけれど、やはり空想力とかは確実にあの時代の方があったような。まず空を飛ぶ夢を全然見なくなってしまったのが悲しい。ちっちゃい頃は空を高く飛ぶ夢をみてそのドキドキ感はいまだに覚えてるのに、もう見たくても簡単に見れないものです。河合準雄は空を高く飛ぶ夢は子供のときだけ、大人になったらせいぜい地面すれすれを飛ぶような夢しかみれないものなんです、とか言ってたけれど、地面すれすれも子供時代で終わってしまったなあ。ほんとにスピード感あって楽しかった。

2008/01/23

green thingy...red thingy...

watched "galaxy quest" again. that's the best remedy for me when get depressed. surely it cheers you up too. Sigourney Weaver looks most beautiful in that movie for some reason. she never looks feminine in "Alien" nor in "Ghost busters" but that's not applicable when it's mentioned to this movie. Alan Rickman かなり面白いです。never give up! never surrender!

勢いでThe Simpsons the movieもみてしまった。i don't even remember the title but it's just the extended version of the cartoon on TV. just as ridiculous and funny.

2007/11/28

chocolate, chocolat

one thing i can't give up. chocolate. it is really addictive and i know i better quit having chocolate beside me at the office but i don't want to.
above is the chocolate from my friend in san fransisco. with sea salt. しかもtile shape. hot chilliが入っているの、かなり好きだった。i'm trying to make mexican chocolate but i don't know how to mix jalapeno and chocolate to taste good. okay, one thing i want to try maybe in next year: baking nice mexican chocolate tarts. it's kinda hard to forget the taste of the tart from "Queen of the tarts" on Roncesvalles.
チョコレートにからむものは映画も本も良いものね。映画はやはりおいしそうな"Chocolat"で、本はやはり"Like water for chocolate"が好き。レシピが付いているのがよい。 "Charlie's chocolate factory" makes me think like"i've got to be grateful for this precious chocolate, i've got to savour this" everytime before any chocolate,それでもボリボリ食べてしまいますね。

2007/11/21

ゾンビ、ゾンビ

この頃ゾンビづいてばかり。

ladies' dayに夜中にbiohazard観るのもどうかと思ったのだけど、seriesⅡのapocalypseが結構好きだったので。まあきっとall ロケ@Torontoだったから観てて楽しかったというのが大きいです。知ってる通りをさえないエキストラ達がゾンビ歩きをしていたかと思うと結構笑える。

でもゾンビ映画はあの動きがいいのでしょうね。どんなに怖くても、どうしても笑いが混じる。全てのゾンビ映画、wacko jackoのthrillerの動きで統一してくれるとよいのになあ。ということで、今回のbiohazardⅢはスプラッタな感じばかりであんまり肝心のゾンビが出てこない感じでペケ。続けて観る機会のあったdawn of the deadなんてみんな高スピードで走りすぎでした。怖さの具合は丁度良かったけど。途中小休止的な落ち着きがあります。
やはり、動きと笑いとしてはshaun of the deadがよいのかな~。

2007/03/18

雨は知っていた

今回ミステリ劇場のシリーズの1つとしてラピュタ阿佐ヶ谷でやっていた映画の1つ。ヒロインが無実の罪で刑に服しているホステスママのためにひたすら奔走するサスペンス。お友達とみてきました。ラピュタ阿佐ヶ谷、総武線からちらちら見えて気になっていたのですが今回初めて行けて嬉しかった。晴れてたし、らせん状の木の階段を昇らせるあの黄色い建物はやっぱり空中庭園の名前に合っています。なぜかますむらひろしのあたごおるを彷彿とさせた。晴れた夏の夜に屋上で寝そべって星でもみれたら良さそうな建物です。

屋上でフレンチ食べた後には2階で映画。今の期間はミステリ劇場ということで松本清張などの映画を主にラインアップして1日に何回か放映してくれるのですが、50人ほどの小さい観客席、皆40とか50代のおじさまたちばかりで埋まっているのにはびっくりしました。あの年代をくすぐる何かがあるのかな?4月の上映のテーマは”性と愛のフーガ”らしいのでどういう客層が集まるかちょっと興味あります。

今回見た映画は知っている役者としては黒沢年男とか大滝秀治くらいだけだったけど皆若い!黒沢年男はきっと田中健の路線でいきたかったのでしょうね、今はいつも変な帽子かぶってるけど。でもラストシーンのトレンチコートは似合ってました。
映画はいろいろな意味で面白かった。主役のヒロインは知らない女優さんだったけどスタイル良し。ツイッギーの時代なのかな?エキストラ含めて登場人物皆ミニスカートしかはいてないのだけれど、ネグリジェまでミニでなくてもよいと思う。人から隠れなくちゃいけないときにあの全身真っ白なミニワンピとかハイヒールもちょっとおかしいし、あのペロちゃんも20歳のお嬢さんが喜ぶ代物じゃない。そんなつっこみばかりでしたが、結局は企業の陰謀にも負けない母娘の愛、というのを描きたかったのでしょうか。

たまに違う系統の映画みると嬉しいです。この頃物事を深く考えられないせいか、お馬鹿映画に傾きがちでした。結構好きな映画は繰り返し観てしまうタイプだけれど、さすがに”ギャラクシークエスト”と”マーズアタック”観る回数控えようか。今日は”俺たちニュースキャスター”DVD買ってしまったのでしばらくこれでいこうかな。お気に入りの”17歳のカルテ”と終わりで始まりの4日間”も買ってしまいました。

2007/03/04

Bobby

ちょこちょこ映画づいています。

this time I watched "Bobby" though I didn't know the storyline at all. the gorgeous castings atttacted me. like Anthony Hopkins, Helen Hunt and the guy from "Fargo". Elija Wood from Lord of the rings too. they put also other many Hollywood stars in that movie. Demi Moore and her boyfriend. Lindsay Lohan and others. But! this time casting that too many actors did harm. they put too many plots. there are plots of racism, vietnam war, democracy and marriage problems so in the end each plot just got too shallow.

勿体無いです。あれだけたくさんの豪華メンバー使ってるのに、使いすぎて一つ一つのストーリーが中途半端。ひとつの出来事をたくさんの人間模様を絡めて書くスタイルは基本的に好きなのですが(例えば Magnolia, Pulp fiction、Trafficとかね)、今回はどのテーマも掘り下げることなく終わってた。”太田光の私が総理大臣になったら”と同じくらい中途半端です。あれっていつも問題提起するだけして結局議論が進む前に終わってしまうので不完全燃焼な気分になります。

まあでも最後の10分近くはドキュメンタリー的な感じで映像を流してくれてそれは悪くないかな。周りではちょこちょこ泣いている人もいました。

2007/02/25

the pursuit of happyness

since suddenly i felt like watching a movie, went to Roppongi Toho cinemas afterwork. i don't feel so comfortable in roppongi but good thing is that they have so many late shows and some of them even start around 3 in the morning. wanted to watch something riduculous and stupid (maybe something like zoolander or anchorman) but seemed there were no good comedies at this time. so gave up comedies and compromised with "the pursuit of the happyness" although my boss had just warned me "that movie sucks".

yeah it was bad choice. 「幸せのちから」、泣けるサクセスストーリーなんじゃないかとなんとな~く期待してたのだけれど、やっぱり相変わらずおすぎの言うことはあてにならないなあ。why can't they make the movie in happier atmosphere even it's success story? 勝手な言い草ですけど、will smithとか黒人さんを主人公にしているならもう少し明るさを入れてもいいんじゃないかと。they didn't even put any joking line in that movie! hotel rwandaのように重いテーマを扱っているならまだしも、ハッピーエンドのsuccess storyの筈なのに、ひたすら貧乏人の生活は辛いんだぞー、みたいのを延々と見せられているような感じでした。

こんなことなら”あなたになら言える秘密のこと”にするべきだったか。カナダ人のSarah Polley結構好きな役者さんだし、Tim Robbinsは更に好きであるし。Shawshank Redemptionでのシリアスな演技はもちろん、Human Natureみたいな阿呆な映画に出てるのも良い。この間たまたまハワード・ザ・ダックという、アヒルが主人公のお馬鹿映画観ていたらやたら若いティムロビンスが出ていてびっくりしました。