2007/03/18

雨は知っていた

今回ミステリ劇場のシリーズの1つとしてラピュタ阿佐ヶ谷でやっていた映画の1つ。ヒロインが無実の罪で刑に服しているホステスママのためにひたすら奔走するサスペンス。お友達とみてきました。ラピュタ阿佐ヶ谷、総武線からちらちら見えて気になっていたのですが今回初めて行けて嬉しかった。晴れてたし、らせん状の木の階段を昇らせるあの黄色い建物はやっぱり空中庭園の名前に合っています。なぜかますむらひろしのあたごおるを彷彿とさせた。晴れた夏の夜に屋上で寝そべって星でもみれたら良さそうな建物です。

屋上でフレンチ食べた後には2階で映画。今の期間はミステリ劇場ということで松本清張などの映画を主にラインアップして1日に何回か放映してくれるのですが、50人ほどの小さい観客席、皆40とか50代のおじさまたちばかりで埋まっているのにはびっくりしました。あの年代をくすぐる何かがあるのかな?4月の上映のテーマは”性と愛のフーガ”らしいのでどういう客層が集まるかちょっと興味あります。

今回見た映画は知っている役者としては黒沢年男とか大滝秀治くらいだけだったけど皆若い!黒沢年男はきっと田中健の路線でいきたかったのでしょうね、今はいつも変な帽子かぶってるけど。でもラストシーンのトレンチコートは似合ってました。
映画はいろいろな意味で面白かった。主役のヒロインは知らない女優さんだったけどスタイル良し。ツイッギーの時代なのかな?エキストラ含めて登場人物皆ミニスカートしかはいてないのだけれど、ネグリジェまでミニでなくてもよいと思う。人から隠れなくちゃいけないときにあの全身真っ白なミニワンピとかハイヒールもちょっとおかしいし、あのペロちゃんも20歳のお嬢さんが喜ぶ代物じゃない。そんなつっこみばかりでしたが、結局は企業の陰謀にも負けない母娘の愛、というのを描きたかったのでしょうか。

たまに違う系統の映画みると嬉しいです。この頃物事を深く考えられないせいか、お馬鹿映画に傾きがちでした。結構好きな映画は繰り返し観てしまうタイプだけれど、さすがに”ギャラクシークエスト”と”マーズアタック”観る回数控えようか。今日は”俺たちニュースキャスター”DVD買ってしまったのでしばらくこれでいこうかな。お気に入りの”17歳のカルテ”と終わりで始まりの4日間”も買ってしまいました。

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