ラベル baby の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル baby の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2018/06/08

Routine

あまりにも長いことブログをアップしていない。。
たまに読み返すと「ああ、あのときこんなことがあったな」「そういえばこういうことを考えていたな」など懐かしく思いだす内容もあり、特に皆に存在を知らせていないブログではあるけれど、個人のオンライン日記として重宝していた。
そういった意味では、会社の人とちょこちょこつながってしまったこともあって、もはや新年の挨拶やちょっとした旅行先の写真などうわべのものしかアップできないfacebookよりも好きなんだけどねえ。
Instagramも手軽だし写真を見返すことで簡単な日記機能も果たすから好きではあるのだけれど、こういうこと考えていたな~という当時の心境部分まではちょっと辿りつかなくて。

とは言いつつ、今の生活だとブログの時間が取れない。
とにかく、一息つくという行為自体が難しい。

ここ数年の平日の過ごし方と言えば、朝6時くらいに起床して、朝食の準備をし子供を起こしてご飯を食べさせ、家を掃除し(と言っても、ルーロとマキタを併用しているので大分楽だけど)、食洗機をかけ、洗濯物を畳み、ゴミだしをして、その合間に子供の登園準備をさせ、自分の身支度もし・・・などと分単位の計算でノンストップで目の前のことをこなしていたら、あっというまに外出時間の8時過ぎになってしまう。
バタバタと子供二人を園に送り出し、そのまま出社して、16時半まで時短勤務し、子供を園からピックアップして帰宅すると18
そこからお風呂を沸かし、夕飯の準備をして子供二人と風呂にはいり、夕飯を19時半くらいから食べ始めればごちそうさまをする時間もあっという間に20半近くになる。
夕飯の片付けを終わらせ子供の相手をして、21時半くらいまでに寝かしつけ・・・として、その後やっとほっと一息つきたいところだけど、現実ではそのまま子供と寝落ちてしまうことが多々。
夜中1, 2時くらいに起きて残っている家事をしたりちょっと自分の時間を作ったりできることもあるけれど、どちらにしろ次の日は朝6時くらいには起きてまた同じルーティーン。平日は本当に毎日この繰り返し。
週末は週末で子供の習い事に連れて行ったり、子供と公園で遊んだり、さらにトイレ掃除など平日行わない家事やごはんの作り置きもしたりして、これまた余裕がない。
一週間を通じてなかなか自分の時間というのが作れず、この久しぶりの投稿も会社の昼休みにこそこそ書いている。

夫は協力的なので、上に書いた家事だって、たとえばゴミだしとか洗濯物のたたみや夕飯の片付け、お風呂掃除は率先してやってくれるし、別々の園に通っている子供の送りも朝時間があれば一人を担当してくれ、本当にありがたいし助かっている。
それでも夫婦協力体制がかなり整っているはずの私たちでもてんてこまいで回している感じ。

この生活もきっと後数年だけの話で、子供に手にかからなくなればきっとこの時期を懐かしく思い出すのだろう、と思いつつ、同じことだけを繰り返してあっという間に日々が過ぎてしまう今現在は、どうやったらもうちょっと自分になにかインプットできるのだろうか、とうじうじ考えちゃうところもある。
もともと遅読なのもあるけれど、まともに書籍を長いこと読んでおらず、購読している電子版の新聞もせいぜい朝の電車のなかで一面と社会面をチェックするくらいで。

同じ毎日のようでも子供は日々成長していて、いきなり大人のような物言いや思考をしたり活発に動いたり。
それらの成長っぷりには目を見張るところがあるし、言うことやること本当に可愛かったり、一方でわがまますぎてそのきかんきにこちらも困り果て、キャンキャン子供に対して注意ばかりしている、と一日のサイクルのなかでももちろんアップダウンあるから、変化の激しい同じ日々という感じでもちろん刺激もあるのだけれど。
今はその一日一日を楽しむ時期、子供と一緒にいることに集中して、他のことはあっさり諦めればいっそすっきりするのでしょう。
あまり欲張りすぎず、子供目線で子供と一緒に楽しみ、一緒に怒り、この貴重な時期に専念すべきなのだろうね。

2017/07/10

ブルブルの大冒険

2歳半頃からアンパンマンファンとなった娘は3歳5ヶ月となった今でもやはり大好き。
日テレが金曜の11時から11時半という、いったい誰がみるんだ、という時間帯に放映するので、予約録画したものを毎週楽しみに観ている。
そのなかのCMで今夏上映のアンパンマン映画「ブルブルの宝探し大冒険」の宣伝をしており、そのCMをみるたびに「ぶるぶるに会うー!ここに行くー!」と騒ぎだす。
3歳で映画は早いかな、とも思ったけど、このアンパンマンへの情熱がいつプリキュアなどに移行してもおかしくなく、来年の今頃には興味を失っているかもしれない。ならば行きたいという今のうちに、と映画鑑賞に行くことを決定。

家ではアンパンマンは最初から最後まで観ることができてもドラえもんなどは最後まで集中力が続かない。果たして映画なんて観られるのか心配だったけれど、さすが小さい子対象の映画、劇場で一緒に踊ったり歌ったり、子供が音を立てるのは全く気にしなくていいらしい。そうじゃないととても映画館なんて3歳児無理。
近くの新宿でもよかったけれど、9時台の上演がある品川だとちょうど暑い日の午前中を過ごすのにちょうどいい。新宿とは違って空席もたくさんあるし、映画館すぐ隣に子供も食べやすいフードコートがあるし、品川鑑賞で決定。
品川駅でこっそりバタバタと朝食パンを買って映画館へ。
館内では100cm以下対象の子にキッズシートも貸し出してくれるし、なんと上映中も危なくないように暗くしないのね。暗くしなくても鑑賞には全くの支障なし。普段でも明るいままでもいいくらい。
また、うるさくしていいとはなんて気楽なこと。上の娘にパンを食べさせながら、出てくる登場人物の説明をし、また息子君にも授乳しながらのんびり観る。

日本では上映中は静かに、とのルールが厳しくて、なんだか予告編のときまで静かに観るべきか議論もあるよう。でもずっとしゃべり続けるというわけでなければ、ルールでなく映画そのものを純粋に楽しむ感情の方を優先していいと思う。
ずっと前にwater boysを日本とカナダの映画館それぞれで観る機会があった。
その違いとして、コメディ映画でありながら日本では最初から最後までシーンとしていたのが印象的だった。ブホッと吹き出す声も途中で聞こえてきたし映画そのものが面白くなかったというわけではないと思う。でも声をあげて笑うのを日本では皆我慢していた感じだった。こうなると本当は100%面白いはずのものでもその75%程度しかその面白さを実感できなくなるというか。
一方でカナダではそこまでウケなくてもいいだろ、というくらい客席の至る所でワッハッハーと大笑いし、好きな場面でヒューッと口笛吹いたり、存分に楽しんでおり、本来面白さとしては100%程度のものでも120%くらいまで楽しんでいた。
でもこういう小さな姿勢の違いが普段の生活のストレスを減らすのにだいぶ役立っているんだと思う。
日本人気質として難しいのかもしれないけれど、映画館としてもかちんこちんに観るのでなくもっと気楽にオープンに楽しめる場をもっと提供してほしい。劇場参加型の映画も増えているというけれど、例えば好きな食べ物持ち込みOKで少しくらいの騒音ならお咎めなしのところだったり。たちまち経営難に陥ってしまうのだろうか。

ブルブルの映画自体は子供たちが飽きないよう1時間程度の短い映画。内容も映画29作目となると必然的にそうなってしまうのか、それとも一緒に観る大人向けへのサービス精神なのかいろんなもののパクってる気もしたけれど、ちゃんと勇気と愛と優しさを盛り込んでいる。
個人的には、ところどころにラピュタと走れメロスのデジャヴュが。
娘も楽しんだようで最後の方は最後列の席から最前席までひとり移動して乗り出して鑑賞し、終わった後も「もう1回つけて〜」と駄々をこねたのでした。

2017/07/04

キャベツ人形

11月生まれの息子くんももう8ヶ月。
2人目はその傾向が強いと聞いたこともあるけれどやたら愛嬌がいい。
ニコニコ周りに笑いかけ、みんなの人気者。

上の娘は赤ちゃんの頃からそんなにニコニコせず、むしろ常に眉間にシワを寄せている感じだった。八方美人タイプの親としては、この愛想のなさもむしろカッコよくて悪くないか〜、などと思っていたのだけれど。
でも笑顔を所構わず振りまいている息子をみると、やはり愛嬌の良い人の方が確実に人生得することは多そうだな〜と感じる。皆が警戒なく寄ってきて息子に可愛い、可愛いとちょっかいをだし、その度に傍らの娘の顔がちょっと真顔になるという。

姉のところの甥っ子兄弟も同様に対照的で、上の子は無愛想、下の子は結構フレンドリー。二人とも実家に顔を出してはずーっとひたすらスマホでゲームをしており、やっていること自体は同じなのに、部屋に現れたときの挨拶で、上の子はむすっとしたまま、下の子はちょっとにこっとするというその小さな違いだけでこちらの心証も変わってきてしまうというもの。
ウチの娘も将来その点で苦労する羽目になるかもしれず、その不公平さ(印象によって人の待遇が変わってくるという、ある意味公平ともとれるのだろうか)にくじけたりひねくれたりしませんように。親ですら既にひねくれちゃいそうになっているところはあるのだけれどね。

息子くんは特におばあちゃん達に人気。どうやら安心感を覚える顔らしい。母親の70代の親友も、息子くんを抱きながら「ほっとする顔やわ〜、このごろは洋風の綺麗な顔ばかりの子が多くてかなわんわ」と可愛がり、なぜか息子くんを「ゲンちゃん、ゲンちゃん」呼んでいた。たしかにゲンという名前は彼のでーんとした雰囲気に合っているかも。
また、最近も息子君をベビーカーに乗せて歩いていたら着物のおばあさんが近寄ってきて、「まあ〜、健康優良児ねえ、なんて可愛いんでしょう。やっぱり赤ちゃんはこうじゃなきゃ。スタイルのいい赤ちゃんなんて赤ちゃんじゃありません」と2回ほど繰り返し、最後には息子君の足の裏をチュッチュッ💋しながら去っていった。
息子君人生最大のモテ期だな。
でも意外にも人気はお年寄りのおばあちゃんの間だけでなく、デパートにいけば綺麗なお姉さんに話しかけられたり、駐車場係の中年のおじさん2人が可愛いなあ、とのぞいてきたり。
ハワイにいけば東洋人にも欧米人にもso cute!だの、so adoreble~の連発。
はて、西洋人にもウケがいいとは意外、これは赤ちゃんの笑顔の効力だけだろうか、と不思議だったところ、はたと「あ、キャベツ人形に似ているんだ」と思いつく。なるほど、それなら確かに海外ウケもいいかもなーと思ったり。

フォローしているカナダ人のインスタで自分の赤ちゃんをアップしている人がいるのだけれど、その赤ちゃんがまさにキャベツ人形!可愛くてフォロワーが多いのも納得。あの魅力はuniversalなのね。
子供の頃はキャベツ人形がちょっと怖くてちっとも可愛いと思えなかったけれど、年をとるにつれてじわじわとあのぶちゃ可愛さが好きになってくる。あのまんまるしたほっぺや、ちんと上を向いた鼻、つぶらな瞳が今は可愛い。
そうなるとまたバカ親ぶり発揮でついつい人形が欲しくなってしまうという。
キャベツ人形にも、金髪碧眼だの、hispanic系やafrican american系だの色々選べたりするけれど、asianのカテゴリーで選んでしまうとやたらつり目のムーラン系になってしまう。なのでbrown hair, brown eyeタイプで検索したら少ししっくりするのをヤフオクで発見。
早々に娘が髪をはさみでちょんぎってしまい可哀想なことになったので、髪の毛や洋服を用意してあげたいところ。しかも友人まで人形をプレゼントしてくれご満悦の息子君。




2017/06/13

保湿クリーム

息子君もすくすく育ち早7ヶ月。
2人目でこちらも子育てに余裕がでるせいなのか、彼自身のおっとりな性格のせいかなんとも手のかからない子。
夜中に多少ぐずることはあっても添い乳で乳を含ませればおとなしくなってそのまま寝てくれるし、誰にでもにこにこ、姉に頭をぎゅーぎゅー押されたり、離乳食のスプーンを口にぎゅうぎゅう入れられても大声でギャーギャー泣くことはほとんどない。
たまにちょっと泣くとしたらうまくげっぷが出なかったか、うんちをしてオムツを不快に感じたときくらいか。

手はかからないけれど、産まれたときから姉よりは病院に頻回にお世話になっている。
上の子がいるから避けるのは難しいけれど、本来なら母乳からの免疫に生後6ヶ月くらいまでは守られるはずなのに、新生児の段階で風邪を引いたり、鼻炎気味なのか常に痰が絡んで鼻をぐずぐずさせていたり。
それと皮膚症状が落ち着かない。
新生児のときから入浴後は保湿をしっかりしているけれど、どうも姉より皮膚が弱いらしい。5ヶ月のころから全身に赤みを帯びた湿疹が出て皮膚もぼりぼり掻いて可哀想。
通りすがりのおばちゃんとかからも、「あら、肌が弱いの〜?」や「僕ちゃんはアトピー?」と言われてしまう始末。

医者から処方してもらった保湿剤のヒルドイド軟膏や亜鉛華軟膏を塗り続けてもなかなか快方に向かわないので、医者も「弱めのステロイド出しましょうか」とロコイド軟膏を処方してくれる。
するとさすがステロイドの威力!塗って数日もすれば赤みもひいて湿疹もだいぶ収まってきた。でも息子君の身体の力で治したわけではなく薬で抑えているだけなので薬は引き続き塗り保湿もしっかりと。

処方してもらったステロイドがきれるタイミングで予定のハワイ旅行が構える。
アトピー持ちの人のなかにはハワイの風土が合って皮膚症状が落ち着いた、と話す人もいて、それを期待してあえてステロイドは新しいのを出してもらわず保湿剤だけを持ってハワイへ。でも息子君にはどうやらハワイの空気は関係なかったようで、途中でヒルドイドがきれて市販のクリームに変えたせいもあってか症状が悪化。
もともとヒルドイドがきれたらAveeno babyのクリームを購入して試すつもりだったのだけれど、ホテルそばのドラッグストアでそれが売っておらず悪くなさそうなBurt's beesのbody lotionやjohnson'sのbaby oil gelで代用してみたら息子君にはそれが合わなかった模様。
うーん、なかなか合うのがないなあ。

上の娘の場合はnatural scienceのmama&kids lineのbody milky lotionが肌に合い、小さい頃から今もずっと使っている。一度人からweledaのlotionをもらい、mama&kidsがきれたときに娘にしばらく使っていたら肌が荒れアトピー症状のようになったときがあった。
Organicで高い商品だからって肌に合うわけではないんだ、と慌てて元に戻した経験があり、やはり子供に合ったものを見つけてあげるのが大切。

息子君にはmama&kidsのmilky lotionもmilky creamもどうやら保湿力が足りないよう。
定期的に医者からヒルドイドを処方してもらってもいいのだけれど、何か合う市販品はないかな〜と思っていた。
そんなときに旅先で家族で温泉に行った際保湿剤を持ち忘れ、慌ててコンビニで買ったニベアを入浴後息子君に試してみる。
するとあのべったりな濃い具合がちょうどいいのか保湿が長めに続く。
これはいいかも、と思って毎入浴後生クリームを塗るようにぼってり塗ること1週間。まだお腹や膝の裏などところどころ赤い箇所はあるし、頭もぼりぼり掻いているけれど顔などはかなりきれいになってどうやら合っているよう。
ニベアは香りもきついしorganic素材とはほど遠そうだけど、皮膚の乾燥や湿疹が乳幼児のアトピーや食物アレルギーを引き起こす要因になっていることを考えると、まずは皮膚症状を抑えてあげることが大切と思うし、しばらくこれに頼ることになりそう。
お手頃価格のクリームで済むとはなんと経済的な子。

2017/05/11

GW2017

このGWはすべて近場でのんびりしよう、ということで野球観戦や公園に行ったり、外食をしたり。
進化型回転寿しを食べたいということでわざわざ池袋のスシローまで足ものばす。もう少し新宿に回転寿しのお店が多いといいのになあ。意外とファミリー向け寿司屋が少ない。

スムーズに山手線の乗り換えも済み池袋駅に到着、やれ一安心、と思ったら池袋構内に落とし穴が・・・
GWということで大きなガチャガチャコーナーが特設されていた。

先日上野動物園に行った際も、帰りにそばにあったTGIFridayでランチをしようか、としたのはいいけれど、道中直前にある電気量販店のガチャガチャに娘が引っかかり、「ご飯食べない!ガチャガチャする〜!」と騒ぐこと約15分。
こちらはなるべく冷静に、毎回ガチャガチャはできないこと、今はみんなでご飯を食べにいく時間であることなどを説くのだけれど、もちろん効果はなし。
道にしゃがみ込んでぎゃーぎゃー泣きわめく。
ただ、こちらも「泣き喚くから買ってあげる」というパターンは避けたいので譲らない。
しばらく頑張りましたが、迷子になって泣いているのかと心配した優しいおじさんに声をかけられたり、そこいらのお店の営業妨害になってしまっているのではないか、とこちらも不安になり、結局言葉での説得は諦め、泣き続ける娘をほぼ無理矢理力ずくで引っ張る形に。
TGIFridayのフライドポテトが出る頃には娘も機嫌が直ったけど疲れた・・・

今回の池袋も同様。
楽しみにしていたお寿司のこともすっかり忘れ、「ガチャガチャする!」の一点張り。
東京はガチャガチャの罠が多すぎるよ・・・世の中の3歳児のお母さんはいったいどうやって対処しているんだろう。
今回も前回同様騒ぐ娘にまずは言葉で説得にかかる。
しかし、我が娘ながら鳴き方が凄いのです。金切り声というかわざと脳天に突き抜けるようなキャーッという声をだす。
周りの迷惑になるし、そういう大声を出さないよう注意するとさらにエスカレート。
周りの通行人もびっくりしている視線を感じ、困ったなあと思いつつ説得を続けていると、数人先の方から「うるさい!」とキレた親父の怒鳴り声が構内に響く。
娘も自分に向けられた言葉だと分かったようで、一瞬びくっとして止まったけれど、びっくりしたのもあったのかまたギャーと泣き出す。
そこでさらに同じ人からの「うるさい!」の怒鳴り声。

しゃがみ込んで子供の説得にかかっていた私は、その主の声のする方は分かれど人ごみのなか、チラッと見た限りでは姿は分からない。
怒鳴られた後も彼に反応はせず、子供の説得を続けたわけだけれど、内心は動揺。
娘も同様で、さすがにトーンダウン。普通の泣き声になった時点でこちらも言葉の説得は諦め、夫が娘をかついでそこから去る。

いやー、びっくりした。
このようなシチュエーションの話は多々聞くことはあっても実際に怒鳴られたのは初めてであったので。

夫は怒鳴り声の主の姿を見ていて、「背広を着た疲れた感じの親父だったよ、GWでみんな浮かれている中、自分は仕事でその鬱憤もあったんだろうな」などと言っておりましたが、まあ仕事があろうがなかろうがきっと彼は怒鳴っていたことでしょう。

今回彼に大声で怒鳴られたことで実際娘は騒ぐのをやめたし、それ以降も癇癪を起こして泣く度に、自分で「怖いおじさんに怒られちゃう?」と聞いて以前よりトーンダウンしているのも事実。娘にはいい薬になったのかもしれない。

だけど、なんとなく今回のがいただけないのは、おそらくおじさんは、娘の金切り声が癇に障って感情の任せるままに怒鳴ったのだろうということ。
これがもし「周りの人の迷惑になるからそんな大声で泣くのは駄目じゃないか、メッ」といった、相手や周りのことを思ってきつく叱るという、昔よくいたであろう下町のおじさん風だったらよかったのだけれど、それとはやはり同じではない。

自分の感情がコントロールできずキレる人が増えているように思われる世の中で娘も息子もこれから生きていくのは大変よのう、と思うのだけれど、今後は例えばアンガーコントロールの授業が小学校の頃から組み込まれてうまく対策がとられたりするのだろうか。
「キレる私をやめたい」といったコミックエッセイもなかなか話題になっているし、いろんな医学的観点からの対処方法も発展して少しでも生きやすい世の中になっていてくれるとよいな。





2017/02/24

渋谷区3歳児健診

渋谷区から3歳児健診の案内が届く。
3歳の誕生日を迎えて大体1ヶ月後の日程で受けるようになっているのかな?
保育園でも娘と誕生日が同じ男の子と3日違いの女の子が同じ日に健診に来ていた。
場所は渋谷区仮庁舎。副都心線の出口から歩いてすぐではあるのだけれど、下の子を抱っこ紐でつれて上の子を歩きで電車に乗せるにあたって、上の子がぐずつかない自信がなかったので、電車ではなく一本で行けるハチ公バスを利用することにする。宮下公園の停留所で降りればすぐであるし、バスの席も空いていて娘もすんなり座ってくれてラッキー。

8時45分からの受付で9時くらいに行ったのだけれど、既に健診会場は同様の3歳児たくさんでがやがや。でもシステマチックに健診が進むようにしてあるし、受付でアンケートを渡したり家から持ってきた検尿を渡したりしていたらあまり待つこともなく、すぐに歯科検診に案内される。娘も会場にあった絵本を手に取ったはいいものの読む時間もなく、あたふたと歯のチェックを受ける。
まずは磨き残しなくちゃんと磨けているか、歯科衛生士さんだか歯医者さんにみてもらう。出かける前に頑張って歯を磨いてきたこともあって、赤い液体に染まる歯も少なめで合格点のよう。一応磨きにくい奥歯などの磨き方を教わって磨き方チェックは終了。

次は歯科医師による歯科検診。
ひと月ほど前に渋谷区から配布されるフッ化物無料塗布券を使って近くの歯医者でチェックをしてもらった際は虫歯が見つかってしまい、それからは毎日ちゃんとフッ素ジェルを使って磨くようにしていたお陰か、上手に磨けていて健康、との判定。
まだ穴までは空いていないC0虫歯の段階のよう。
ただ、生まれつきの構造なのか生えてきたときにうまくエナメル質が形成されなかったのか、乳臼歯の側面が波のようにでこぼこしてしまっているらしい。そのため虫歯にはなりやすいようで、今後も上手な歯磨きと定期検診が重要となってくるよう。
歯医者もかかりつけのところを作って、3ヶ月に一回程度でチェックを受けましょう、とのこと。近所に小児歯科医はいたかな〜。
歯磨きは現在Lionから出ているバナナ味のCheckupというフッ素ジェルを使っているのだけれど、バナナ味はフッ化物の濃度が500ppmで薄いそうなので今後はぶどう味などの950ppmの物に変えた方がよい、とのアドバイス。
子供の口の中に虫歯菌を入れないよう、口移しや同じ食器を共有しないなどそれなりに気をつけてきたつもりだけど、その努力もむなしく虫歯ができてしまったからには頑張って歯磨き管理をせねばね。嫌がる子供をなだめたりおだてて歯磨きさせるのも毎日となるとなかなか疲れるものではあるのですが。

歯科検診の次は内科。
まずは看護師さんらしき人とアンケートを元にして、子育てに不安な点があるか成長につき簡単な面談。子供もすくすく健康に育ってくれているし、究極的には親は食べるところと寝るところをちゃんと提供してあげれば子供は放っておいても育つとして、子育てについてはのんびり構えるようにしているので面談もすぐ終わる。
その後の身体測定では現在93cm、14kg程度の計測で理想のバランスのよう。
医師との面談では、たまに子供が「足が痛い〜」とこぼすことを伝えると膝などの触診もしてくれたけれど、痛みはないようだし、成長痛などかもしれませんね、とのこと。

結局待ち時間も含めると健診終了までトータル1時間ちょっとはかかってしまったけれど、極めて健康体のようでほっと一安心。

2017/02/14

妊娠・出産分娩費用2016

そろそろ確定申告の時期。
去年に第二子を出産し、医療費が10万を超えることは確実だったため請求書をまとめる。
参考までに以下に添付。


1月8日  ¥700  phoenix
1月23日  ¥5,670  薬局 排卵検査薬
2月20日  ¥2,860  西堀 歯科検診
2月25日  ¥1,020  phoenix 血液検査(コレステロール)
2月27日  ¥5,670  薬局 排卵検査薬
3月2日  ¥380  phoenix
3月5日  ¥1,440  西堀 虫歯治療
3月9日  ¥1,490  phoenix 投薬・画像診断(膝痛?)
3月29日  ¥1,960  phoenix 妊婦検診1回目(超音波検査+経膣エコー)
4月12日  ¥18,570  phoenix 妊婦検診2回目(超音波+経膣エコー、血液検査)(子宮頸癌補助3400円忘れ)
5月10日  ¥-1,810  phoenix 妊婦検診3回目(超音波検査)1590円から前回未収金3400円差し引く
5月31日  ¥8,630  日赤 妊婦検診4回目(初診+超音波・血液検査)
5月31日  ¥200  日赤 便秘薬処方
5月31日  ¥780  みすず薬局 便秘薬
6月27日  ¥6,530  phoenix 妊婦検診5回目(フル超音波。5300円補助は次回に)
7月19日  ¥1,590  phoenix 妊婦検診6回目(超音波検査)
8月4日  ¥9,100  phoenix 妊婦検診7回目。胎児スクリーニング検査自費
8月12日  ¥1,480  phoenix 糖負荷検査
8月23日  ¥1,590  phoenix 妊婦検診8回目超音波検査
9月5日  ¥1,590  phoenix 妊婦検診9回目超音波検査
9月10日  ¥2,710  西堀 歯科検診
9月21日  ¥2,160  日赤 妊婦検診10回目妊婦検診
9月21日  ¥440  日赤
10月7日  ¥200  日赤
10月7日  ¥1,340  日赤 妊婦検診11回目
10月10日  ¥770  クオール薬局 鉄剤
10月13日  ¥1,340  日赤 妊婦検診12回目
10月27日  ¥1,340  日赤 妊婦検診13回目
10月27日  ¥340  日赤
11月4日  ¥770  日赤
11月4日  ¥3,340  日赤 妊婦検診14回目
11月4日  ¥400  薬局 鉄剤
11月8日  ¥239,880  日赤 入院・分娩(入院費166,100、分娩費用366,000、エキストラ室料差額100,000、食事11,780、産科医療補償16,000で合計659,880円で42万の出産育児一時金手当よりこの支払額)
11月8日  ¥300  日赤
12月6日  ¥200  日赤
12月6日  ¥6,500  日赤 産後検診
12月7日  ¥1,198  日赤 子供一ヶ月後検診、初診
12月7日  ¥600  みすず薬局 便秘薬
12月15日  ¥11,844  日赤 子供入院34,189、手術3,696、包括診療39,092(3万円を14日に仮払い)
12月15日  ¥540  日赤 子供投薬
合計  ¥345,652

3月29日の検診で妊娠が確定したから、そこから見ると全体の妊娠・出産費用は30万ちょっと。
普段の妊婦検診は近所のフェニックスメディカルクリニックで行い、臨月からの検診、出産分娩は日赤医療センターで行うセミオープンシステムを採用したのだけれど、結果的に費用のバランスもとれた感じ。
私の場合、ちょくちょく便秘薬と貧血用の鉄剤を処方してもらったり、自費で胎児スクリーニング検査を申し込んだり、個室入院時のエキストラ差額代として25,000円×4泊分が発生したので、そこももし省くのであれば30万もせずに済んだということか。悪くない。

渋谷区からの子宮頸癌検査の補助券(3,400円分だったかな?)を持ち忘れ適用されなかったのがちょっと残念だけど。
5,300円のフル超音波検査補助券も1回目の検査時に使い忘れたのだけれど、フル超音波検査は妊娠時トータル2回行うようで、2回目に適用できてよかった。
渋谷区からの妊婦検診費用助成計14回分に加え、健康保険から出る出産育児一時金42万円がなんとありがたいこと(まあ、その分払っているということでもあるけれど)。

それに今回出産時から子供が治療要となり10日間入院しましたが、入院費や手術代も入れて診療費用はトータル7万5千円程度でさらにそこに保険が適用されるのだから、やっぱり日本の医療は良心的だなあ、などと私は思ってしまう。24時間ケア体制で見てくれたわけだものね。

今回はこれ以外にも加入している出版健保から、出産育児一時金の付加給付金としてさらに18万6000円分が支給された。産休・育休中で銀行口座の減りの大きいなか、これもありがたい。
渋谷区では、出産時の経済的負担を減らそうと出産(12週以降の流産と死産も含む)を経た区民に対し上限10万円の補助をハッピーマザー出産助成金として出している。
この額は健保からの付加給付金額によって変わるようで、出産後にハッピーマザー出産助成金を申請しようと区役所に行った際、窓口の人に出版健保に入っていることを告げた時点で、「あ、出版健保は給付額がいいから助成金の対象にならないんですよ〜、申し訳ないです」と、窓口の人に非があるわけでもないのにやたら謝られた。
他から同様の目的で補助を受けている場合に、あえて税金を使って無理矢理出す筋合いはないもの。他の区と比べていないから適確ではないかもしれないけど、今のところ待機児童の問題を除けば妊娠・出産や子育てに対する渋谷区のケアに不満なし。

2017/02/10

第二子出産入院2:感染症発症の件

さて、産後の親の経過は順調だけれど、3kg超で産まれた子には一過性過呼吸で酸素濃度の低い症状が出た。他にも発熱や血液成分の崩れ(凝固因子が不足して血が固まりにくい)やほ乳力の弱さなども見られ、これらから感染症にかかっている可能性が高いとの報告を次の日に受ける。
感染症の細菌として考えられるのは例えば大腸菌や溶連菌があり、血液検査はもちろん進めてくれているけれど、結果が出るまでには時間がかかり何が原因となっているかはまだ分からない。

ただ、私がGBS陽性であり本来は陣痛が始まって入院時に1回、2時間後に2回目、その後は6時間ごとに抗生物質を母体に打つところを、出産がスムーズすぎて2回目の抗生物質が間に合わなかったこともあり、GBS感染も考慮した抗生物質療法を新生児に対して既に始めているとのこと。
赤ちゃんには崩れた血液バランスを整えるために輸血の必要があるとのことで、その承諾書にサインする(輸血って親の血液を使うものだと思っていたけど、他人の方がいいらしい)。

医者からの次の報告は2日後にあり、輸血により血液バランスは改善したとのこと。
それに対し正名僕蔵似の医者に礼を言うと、「まだ分からないですから礼を言うのは早いですよ」、といなされる。
医者側は淡々として現在の症状(搾乳した乳も飲むし、元気ではある様子)や行っている治療を説明してくれるけれど、確かにいろんなサイトでも、GBSは新生児における髄膜炎や敗血症に関与する主な起因菌であり、感染症を発症すれば急速に重篤化し、死亡や後遺症に至ることも少なくない、とある。

不安な中でこちらはとにかく決まった時間に乳を搾り、赤ちゃんの様子を見に行くことくらいしかできない。
保育器の中の赤ちゃんは、少し酸素濃度は低めでも、すやすや眠っていたり、時々泣いたり、おしっこしてたり、乳も十分飲んでくれているみたいだし、元気にみえるのだけどなぁ。

そんななか親の退院日はすぐに来てしまい、バタバタしながらも5日目で退院。
赤ちゃんには悪いけれど、家でのお世話はないから母体回復のためにはいいお休みになった。
それでもお乳を数時間ごとに搾乳して冷凍保存し、病院に毎日届けて赤ちゃんと面会して、上の子の送り迎えをして適当にお世話と家事をして・・・となるとあっという間に1日も過ぎてしまう。
キャサリン妃が、産んだ次の日だかに退院して報道陣の前に姿を現していたのにはびっくりしたけれど、一週間も経てば身体も結構動くものですね。

退院して数日後、医者との面会の際に、抗生物質療法が効いているよう、との報告を受ける。
血液検査からは菌は特定できなかったらしい(抗生物質が効いて菌が減り、検出できるほどではなかった、などが理由として考えられるよう)。
ただ肺炎を引き起こしていたことは確かであり、その治療も行い症状も落ち着いた、もう数日間様子をみて大丈夫なようであれば退院OKとのこと。
赤ちゃんには産まれてすぐ小さな身体でいろいろ苦労をさせ不憫だったけれど、(GBS感染症と診断されたわけではないが)GBS感染で引き起こされるとされる肺炎、髄膜炎、敗血症といったなかでも、肺炎だけにとどまり後遺症もなく完治となったことには本当に感謝。
きっと医者も内心ヒヤヒヤだったことでしょう。
これで結果が異なったものであれば病院に対するこちらの反応も違った可能性が高いけど、今は出産直後から治療を行い対応してくれた病院側にただただ感謝の念。
出産後約10日で赤ちゃんも無事の退院となったのでした。

赤ちゃん退院時には大きな菓子折りを持って、看護師さんたちのおやつにでも受け取ってほしかったのだけれど、このご時世もちろん受け取ってくれず。
愛育のときはすんなりもらってくれたのになぁ。
癒着とか贈答による対応の違いの差、利益相反というのはもちろん避けるべきだけれど、なんだかほんの感謝の気持ちも突っぱねなくてはいけないというのはちょっと味気なく感じるなあ。

でもやっぱり赤ちゃんの出産はNICUがあるところに限る、と実感した出産体験だったのでした。

2017/01/16

第二子出産入院

出産報告の続き。

無事の出産を終えたけれど、赤ちゃんは呼吸が落ち着かないとのことで入院。入院の部屋はNICUの次の段階の回復治療室であるGrowing care unit (GCU).
医師や看護師が診察、治療やミーティングを行う8-11時(と確か14-16時も?)の間は赤ちゃんと面会ができない。それ以外の時間帯なら24時間面会に行けるのだけれど、3時間おきの搾乳で1回の搾乳に20分以上は時間をとられること、昼食、夕食の時間なども考えると結構面会に行けるタイミングは限られてくる。
結局、夜遅い時間帯と朝方に行くのが一番行きやすい。

それなのでまずは朝5時くらいに赤ちゃんを見に行く。
産科フロアの5階におりて分娩室などを過ぎ、NICU, GCUの一角へ向かう。
その際には、母親は毎日の血圧、体重測定もリクエストされていることもあって、5階のナースステーション脇の測定コーナーで済ませてしまう。
NICUなどのあるコーナーへの入室には、まず親に宛てがわれている入院ICカードを読み取り機で読み込んで入り、実際のGCU室にはさらにインターホンを押して入院児の親であること、自身の名前を伝えて入室が許されるという流れ。
入室したらまず入り口脇に大きな手洗い場があるのでそこの泡ソープでしっかり手を洗い、かつアルコール消毒したら子に近づくことが許される。

GCUに入院している赤ちゃんはほとんどが未熟児で、うちの子は3kg超えて産まれたからその中では一番大きいくらいだったけれど、それでも小さな身体に点滴やらいろいろ管が刺されている様子は不憫になる。
でも看護師さん曰く、まだ酸素濃度は完全ではないけれど搾乳した乳を飲んでくれてますよ、と聞いてほっとする。少しでも乳を飲んで免疫つけてくれれば。
入っている保育箱(?)の横から手を入れて手を握ったり。
今後は採血の結果や抗生物質投与の様子を見て、また治療につき報告をくれるとのこと。

入院中は、子をちょくちょく見に行き、搾乳を頻回に行い、出された食事を食べ入浴も行って、たまに看護師さんからのチェックを受けたり沐浴講習を受けたり、などと細々したことをこなしていたら1日もあっという間ですぐに数日が過ぎてしまう感じ。

入院4日目の担当医師からの報告の際に、赤ちゃんの治療につき、輸血を行う予定と聞いてびっくりする。血液の成分や、また、出生時に過呼吸になっていたこと、吸う力が弱かったなどの症状からしても感染症にかかっている可能性が高いらしい。
母体がGBS陽性で、分娩時に1回しか母体に抗生物質を打てなかったこともあり、俄然赤ちゃんがGBS感染となったか心配が募る。
その可能性を問うたけれど、まだ何の感染症かは結果が出ていないとの答え。でもGBSの可能性も考えて出産後すぐから赤ちゃんに抗生物質を投与する治療をスタートしてくれている。
輸血についての説明を受け、書面確認をした上で了承の署名をする。
夫に相談せず了承のサインをしてしまったことは気になったけれど、医師との面会のタイミングも限られている中、治療は早く進めてもほしい。

確定はしてないけれど、部屋に戻り早速新生児のGBS感染症をググる。
感染すると肺炎や敗血症、髄膜炎などを発症することがあり、抵抗力の弱い新生児は重篤化し、後遺症が出たり最悪の場合死に至る、とある。
どうしよう、と思って焦り、頭がぼんやりするけれどどうしようもできない。
こうなると、スムーズすぎたお産が急に恨めしくなってくる。こんなに早く進まなければ抗生物質が効いて赤ちゃんへの産道感染はなかったのでは、と思い、また自分の血管は注射しにくいらしいことは認識しているけれど、それでもあのとき看護師さんの点滴の失敗がなければ・・・、とも思ったり。
一方で、日赤のようなNICUがある病院だからこそ早期の発見、治療となって、先生たちも頑張ってくれているわけだし・・・と頭の中がぐるぐるぐる。
今は先生たちを信じて任せることぐらいしかできず。
こちらは親として搾乳くらいしかできないのでした。

2017/01/10

お宮参り@鳩森八幡神社

お正月明けての2日は朝から池袋のビックカメラへ。ここにある東京写真館で家族撮影のため。
写真撮影って撮影料だけでなく焼き増しにしろ何にせよお高いことが多いのだけれど、ここは何とも安いのだ。ビックカメラのポイントもついてくるし。
もちろん仕上がりは伊勢丹写真館などにはどうしても劣る感はあるけれど、データももらえてラミネートフォトカードなども安く購入でき、伊勢丹などの5分の一くらいの値段で済んでしまうことを考えるとついついこっちにくるようになってしまった。
カメラマンも結構子供の扱いが上手で好感がもてる。
ただいっつもこちらもばたばたと予約時間ギリギリに来るせいもあるのだけれど、撮影前に鏡で格好を見直す余裕がなく、前回も今回も子供の服がよれていたり、靴下がずれていたり。
カメラマンさんもそこらへんのことは指摘してくれるとありがたいのにな。

今回は子供のお宮参りの写真と家族写真を撮ってもらいましたが、息子君がお腹をすかせ気味の時間帯だったこともあってずっとぐずる。
もともと目をぱっちり開けることの方が少ない子だけれど、今日は意地でも開けるもんか!の勢いでカメラマンも苦戦。
結局半開き状態でOKとして終了。まあそんなもんだよね。
お宮参りの着物は知り合いが2代に渡って使われたという着物を拝借したのでスタジオではレンタルせず。襟は持っていなかったのでスタジオで借りたけど、スタジオアリス的なそこまで趣味の悪い物でなくてよかった。

赤子のパスポート用写真も合わせて撮ってもらい一気に用事を済ませる。
首のすわっていない赤ちゃんの証明写真を撮ってくれる所は限られるので、これでパスポート申請とcanadian citizenship certificateの申請を進められるかと思うとホッ。
証明写真もその場で仕上がり、申請用に英語で写真の裏にスタジオ名や撮影日時、スタジオ住所を書いてもらったけれど、場所柄そういうリクエストもたまにあるのかすんなり書いてくれる。

撮影が終わったら、今度はそのまま千駄ヶ谷に戻り鳩森八幡神社へ。
ここで初宮詣の祈祷をしてもらう手筈。
神社内は初詣の人でにぎわっていたけれど、社務所についたらすぐに社殿の中に案内される。玄関に入り右側に数段の階段を越えたらすぐに祈祷場所。
宮司さんというのか神主さんが案内してくれ、部屋の前方に座る。
さあ、ご祈祷の儀式が始まるかな、と思ったらその流れをぶっちぎる感じで宮司さんが夫に「まずはお初穂料を・・・」と声をかける。これは、雰囲気的にも祈祷が終わったあとでさりげなく初穂料の請求をするという流れに変えた方が今後のためにもいいのではないだろうか。

鞄を部屋の入り口辺りに置いていたため夫が慌てて財布を取りにいき、初穂料を渡そうとする。
祈祷を電話で予約した際に初穂料も念のため確認し、5000円からということだったので「じゃあ、5000円でいいか」などと話していたのだけれど、いざ支払おうとすると「初宮詣は10000円からになっております」という宮司さんの声が後ろのやり取りから聞こえる。「なぬ!?」と思ったけれど、祈祷の始まる直前に「え、だって電話で聞いた際には・・・」などと持ちかける気もせず、夫もそのまま額を渡す。
ちょっと不信感をもってしまったところで、ご祈祷のスタート。
後ろからどでかい和太鼓の音が鳴り響き、娘が怖い怖い言うなか、宮司さんが「かしこみかしこみももうす〜」とお祈りしてくれる。
息子君の名前や住所を唱えながら無事の成長を願ってくれ、こちらも榊を奉納したり2拝2拍手一礼の儀式を行う。
しかし、住所を唱え上げてくれるところで、今住んでいるマンションの部屋番号は205号室なのだけれど、「ニジュウゴゴウ」と読み上げており、それって正しい読み方なのだろうか。決まった読み方があるのか(でもそれなら本当に25号とかの部屋があればどう違いをつける?)それとも単に読み違えというならばご利益も一気に消えるような・・・

いろいろモヤモヤしてしまいましたが、お唱えが終わったら入り口でお神酒をもらって、お札や破魔矢などを受け取って終了という流れ。お食い初めセットももらう。
娘もなんとか最後までいい子にしてくれた。娘をみて宮司さんが何歳ですか?と声をかけてくれる。あ、結構世間話もオッケーな感じなのね、と思い「今月末で3歳になるんですよ〜」、と答えたら、「ああ、では今年七五三ですね、よければ七五三も当社でどうぞ」とばりばり営業トークだった。
こいつはもしや生臭坊主か!?と思ったけれど、この神社はこの地域の氏神さまだからなあ。
今後もここに結局は通うのかな。

私はこの神社にある幼稚園に通ったのだけれど、親はそのころから「ここの人はベンツを乗り回して〜」とあまり心証はよくなかった模様。
確かに、将棋力向上の祈願を手がけているのだって向かいに将棋会館があるからという後づけのものだし、近年は松本潤が境内にある富士塚に登ったせいか嵐ファンもお参りに訪れるようでいろいろ潤ってはいそう。
宗教団体が金儲けをすると税金の支払いもないことだし、どうしても反感を覚えてしまいがちになる。
この神社もその例から漏れるということはないのだけれど、まあ一時取り止めていた豆まきも復活させたし、能楽堂を建立して小学生に習わせたり、最近は境内でタウンマーケットを開催したりで地域貢献の活動はしているようなので、まあよしとしましょう。


2016/11/29

第二子出産当日4

出産も無事に済み、夜には娘もつれて親が見舞いにきてくれたので赤ちゃんを披露したく看護師さんに打診すると、「ではOKかどうかちょっと確認しますね〜」とは言ってくれたのだけれど、金曜の夜となり週末体制に入って人手が足りなくなったのか、なかなか戻ってこない。
出産直後に骨盤ベルトを巻くとよい、とのことで購入したサラシをお腹に巻く手伝いをお願いしたときもかなり部屋に来るまで待たされたし、看護師さんも忙しそうで大変だ。
結局、「赤ちゃんもまだ呼吸が落ち着かないよう」とのことで22時近くなったことだし、親たちは帰宅。
赤ちゃんの入院がちょっと長引くかもしれない、とのことでその説明を聞くために夫はもう少し残る。

部屋については、4人部屋も空いたが、実は個室も空いたのでどちらにしたいか聞かれる。
個室はエクストラ料金が取られ、ナースステーションのない階になってしまう点を伝えられるけれど、プラス一泊25000円の部屋は愛育の時よりかなり安いし、今後娘が病室に見舞いにきて騒ぐかもしれない可能性を考えるとやはり個室がいい。
幸い母体の体調もよいし、ナースステーションが離れていることは気にならないので個室を選択。
夜の23時半くらいにやっと部屋へ移動できたけれど、ほぼ日が変わる時刻ということで、ありがたいことに次の日からの宿泊換算としてくれる。
部屋も確か5,6万取られた愛育とほぼ変わりないくらい広く快適。
部屋自体はDOCというフロアにあり、産科病棟の一つ上の階なのだけれど、もともとは人間ドック検診のための入院個室として使われていた部屋のよう。広く快適な造りになっているのも納得だ。現在は人間ドック用には使われていないようで、HPによると日赤の人間ドックは現在Westinと提携しているらしい。もうそこまで贅沢仕様にしないと人は集められないということかしらね。せっかくそれなりの入院部屋をしつらえても回収できてないとすれば、勿体ない話だ。他にも5部屋ほど同様の部屋があったけれどすべて空き部屋となっていたし。

夫も担当医と話して戻ってきたけれど、やはり一過性多呼吸でチアノーゼの症状があり、現在は酸素で満たした容器内で治療を受けさせているとのこと。確かにSpO2は80%台だったような。また、感染症の疑いも考慮して抗生物質治療も開始。後々これが正解だった。
赤ちゃんを抱っこできないのは寂しいけれど、一方ですぐに赤ちゃんのケアに追われず身体を休めることができるのは助かる。母乳は定期的に出さないと分泌が止まってしまうので、どちらにしろ夜中も起きて搾乳する必要はあるけれど。
乳を自分で絞り出してシリンジで吸い取る方法を教えてもらったけれど、どうやら最初にしては出が悪くないよう。臨月に入ってから真面目に乳首マッサージを行ったお陰かな。

分娩フロアに入ったのが16時くらいでそれから2時間で出産となり怒濤の1日でしたが、他には誰もいないフロアで一人のんびり休んだのでした。

2016/11/28

第二子出産当日3

さて、11月4日18時18分に無事に出産となったはいいものの、赤ちゃんが産まれたときに「クッ、クッ」と鳴くような声は聞こえたけれどいわゆる「オギャア〜」というのが聞こえない。
また、日赤では赤ちゃんが産まれたらすぐに母親の胸に抱かせるカンガルーケアを推進しているのだけれど(すぐに乳を吸わせることにより母乳の出の促進、子宮収縮を促して出血を止めたり、母親の体表の正常細菌を移すことによる感染の予防、絆作りの目的があるよう)、こちらは抱く準備が整っているのに赤ちゃんが運ばれてこない。
あれ?と不安になるなか、医師による母体の傷のチェックや子宮収縮のためのマッサージが行われる。
出血は前回ほど多くなく、傷も簡単に縫える程度で済んだけれど(それでも出血を止めるために膣にガーゼを入れられるときと抜かれるときのあの感覚が苦手)、傷のチェックの際に「膣(それとも子宮頸管と言っていたかな?)にポリープがあるようだが、妊婦検診の際にそのことを言われたか?」と聞かれる。
全くの初耳であることを伝えると、その処置につき担当女医さんが上の医師を呼んで対応を仰ぐ。一仕事終えてハーハー言っている身で記憶がうろ覚えだけれど、確か結局手術ではとらずにそのままにしておいてよい、という対応になっていたような・・・来月の産後検診の際に改めて確認せねば。

麻酔を打たれて傷跡の処置をし、時々の後陣痛に悩まされている間にやっと待望の赤ちゃんが運ばれてくる。ギャーと元気に泣いておりほっとする。
こちらも胸をさらけ出して抱っこするけれど、探せないのか吸う力が弱いのか肝心の乳は吸ってくれず。その間も絶えずオキシメーターで赤ちゃんの酸素濃度が測られており、結局途中で看護師さんに「少し多呼吸となっており、酸素が低くなってしまっているので、酸素のお部屋に戻しますのね」といわれ、赤ちゃんは治療室の方へ。
どうやら出産直後に赤ちゃんは羊水を飲んでしまい、すぐにギャーと泣かなかったためか治療室に運ばれてそこで人工呼吸を受けていたよう。
3キロ超えて産まれてきたし、今は元気に泣いているようだし多分大丈夫だろうと思いながら、大事を取って治療室で様子を見ます、という看護師さんによろしく頼む。

姉や姪っ子が「赤ちゃん可愛かったねー」と横で騒ぐ中、分娩室で2時間まずは安静にする。出産直前にウィダーインゼリーを飲んだけれど、やはりそれなりに体力を使い空腹を感じて、看護師さんが持ってきてくれた夕飯も少し口をつける(もっと食べたかったけどいきなり唐揚げは辛かった)。

しばらく安静にしたら部屋を移ることになるのだけれど、今日は出産が重なってなんと満床。ほんとは個室を希望していたけれど、まずは空いている分娩準備室に移動して待機し、部屋が空けば4人部屋へ移動する流れとなった。
バタバタと移動が多いことを謝られつつ、今回は出血が少ないせいか前回よりも身体に負担が来ていないことを既に感じており、車椅子での移動なら全く問題なし。
分娩準備室に移動してベッドに横になっている間に両親と長姉が娘をつれて見舞いにきてくれた。
娘はベッドで寝ている私を見て不思議に思ったようだけれど、家族大勢が集合してがやがやしている雰囲気を楽しんでいる様子。
赤ちゃんのことは少し心配で、親たちもすぐにあかちゃんに会えないことを残念がっておりましたが、今日の夜は実家で娘の世話をしてくれるとのことで22時頃にはみんな引き上げたのでした。

2016/11/18

第二子出産当日2

16時過ぎに分娩準備室に落ち着き、NSTチェックをしてもらうも問題ない模様。時々陣痛が生じるようになり長ーく細く吐く呼吸などでしのぐ対応をしたり、姉にマッサージしてもらったり。

また、抗生物質点滴の準備も進める。
これは、妊婦検診時のGBS検査の際に陽性反応が出てしまい、膣にB群溶連菌(GBS)がいることが分かったため。このGBS自体は常在菌だそうで、妊婦の3割くらいは保菌しているそうなのだけれど。
前回の出産時にはいなかったのに今回住み着いてしまったのは何か理由があるのか、と検査結果の際に聞いたのだけれど、特にこれという理由はなくいつの間にか住み着くことがあるのだという。
妊婦自身に悪さをすることはないようだけれど、出産時に産道を通ってくる胎児に感染し、感染症を引き起こすことがあるため、分娩時にあらかじめ母体に抗生物質をうちます、ということは伝えられていた。
そのため、看護師さんが抗生物質を点滴で打つ準備をしてくれたのだけれど、私の血管はどうやら取りにくいようで、やはり今回も1回目は失敗。注射嫌いなのに〜。
2回目は成功して、時間のこともあり20分くらいで点滴を終える設定にしてくれる。次回は2時間後にまた打って、その後は分娩が終わるまで6時間ごとに打たなくてはいけないらしい。

会社を早退した夫も到着し、点滴も済んだので17時過ぎには分娩室であるLDR室へ移動。
落ち着いた茶色を基調にしたシックな広めの部屋で、収納もたくさんあったりジムマットなども備わっていて、確かに分娩までに長く時間がかかる妊婦さんにはいいだろうな、と思う。
持ってきたネグリジェに着替え、冷えは大敵とのことで重ね履きソックスに履き替え、検診につけてきてしまったアクセサリーなども外して分娩台の上で待機。
時々強い陣痛が襲うようになってきており、そのたびに夫にマッサージをお願いする。夫も前回の反省からか、強めのマッサージを心がけ、かなりましな対応になっていた。
LDR室の広いスペースの椅子には姉と姪っ子も待機しており、姪っ子は陣痛記録を取ってくれたり、LINEでカナダにいる私の妹とやり取りして実況中継を試みたり。
このときのLINEのやり取り記録が、後の出産進行を振り返る上でだいぶ役に立った。
18時過ぎに2回目の抗生物質を打とうと看護師さんが用意してくれるも、このときで既に陣痛は2分間隔!
今回も血管をとるのを失敗し、再度打とうと準備している間にかなりの痛みがきて呻く。結局2回目の抗生物質を打つ前にいきみたい感覚がきてしまい、大きな声でうめく。

私は壁側を向いて横になっていたので点滴の看護師さんがいたことしか気づかなかったのだけれど、この時点で医師や他の看護師(助産師?)も到着し、分娩の準備を整えていたよう。
挨拶をすることがルールづけられているのか、看護実習で来ているという看護師さんがわざわざ名前を名乗って挨拶してくれたけれど、こちらはうなずき返す余裕しかない。
いきみたい感覚はさらに強くなり、前回同様自分の声とは思えないうめき声や叫び声があがる。
前回の出産では、子宮口が全開する前にいきみたい力が強くなり、ただ、子宮口が開く前に押し出されても赤ちゃんは苦しいだけなので、呼吸などでいきみを逃すように言われた。
今回のいきみでは特に何も言われず、自分が果たして今出産を進めていいのかも分からず、そのままいきんでいいのかも分からない。
一方でいきみを我慢することももはやできず、呻いているうちに、覚えのある熱いというか焼けるような感覚を下のほうで感じる。また、看護師さんだか医師に「もう一度力を入れて踏ん張って!」といわれ、どうやら今自分は赤ちゃんを押し出しているところらしい、というのが分かり、力を込める。
自分の体勢は横になったまま、足の間から生ぬるくずるっと赤ちゃんが押し出される感覚が分かり、出産完了。
11月4日18時18分。

陣痛が2分間隔になったのが18時7分で、点滴に失敗したのが10分頃、他の医師たちが到着したのが13分頃なので、本当に最後は分刻みで出産が進んだようです。

立ち会い希望で夫や姉、姪っ子も同席していたわけだけれど、医師たちが到着した時点で分娩台のカーテンが引かれてしまい、夫たちには声は聞こえど分娩の様子は見られない状態。
本当は立ち会い希望を汲み取って看護師さんがカーテンを開けるべきだったようだけれど、あまりにも出産が早く進んでカーテンを開ける間もなかったようで、結局同室にいながら実際にシーンは見られなかったという・・・
それはちょっと残念だったけれど、まあまずは無事に出産が済んだという事実に感謝すべきでしょう。




2016/11/17

第二子出産当日1

まだかまだかと待っていた陣痛もなかなか来ない間に妊娠40週に突入。
週に一回の妊婦検診もお腹が大きいとさすがに通うのが億劫になるので、健診前に産まれるといいな、と密かに思っていたのだけれど、結局検診日を迎えて日赤医療センターへ。

前回の出産は愛育にお世話になったけれど、愛育が田町に移転したことやお世話になった先生が愛育を出てしまったこともあり、今回は日赤での出産を選択。
と言っても普段は家から近いフェニックスメディカルクリニックに妊婦検診に行き、出産が近くなったら日赤での検診に切り替えて分娩もそこでお世話になるというセミオープンシステムを採用。
やっぱり普段の検診は家のそばのクリニックで行った方が、会社帰りに寄れたり何かと便利だった。フェニックスは午前中に行われる人間ドックの人気があるようで、一度午前の診察に行ってかなり待たされたのでそれ以降は午後の診察に行くようにしたけれど。

当日の日赤での妊婦検診はまず胎児の様子を測るNSTチェックから。モニターを見る限り何も問題なし。
NSTモニターチェックが終わったのが確か11時半くらいだったけれど、それから医師の診察まで結構待たされる。
1時間以上、院内で待っている間にお腹の張りを感じるようになる。痛みはまだ伴っていなかったけれど、定期的に張りが生じているようなので陣痛アプリを起動して計測開始。ムラがあるけれどどうやら15分間隔くらいで起きているようで、どうしようと思いつつ医師の診察を迎える。

医師の診察では既に3.5cmほど子宮口が開いているとのこと。
実はおしるしも前日の夜に生じていたので(前回は茶色っぽいおりものだったのに対し今回は鮮血だったので多少おしるしなのか悩んだ)、先生からはもういつ出産になってもおかしくないですね、とのお言葉。
前回が初産なのにかなりスピード出産だったこともあり、今回は陣痛を伴わなくてもお腹の張りが10−15分間隔になったら入院の流れでよい、と言われる。
間隔にムラはあるけれど多分既に張りは15分間隔になっているようであることを伝えると、NST結果からはまだ陣痛の兆候などが見られなかったこともあって、「家も近いことだし、ではまずは入院グッズなど荷物を取りにいったん帰宅してトンボ帰りで病院に戻ってもらい、その段階での様子をみて入院すべきか判断しましょう。ただ帰宅途中でお腹が痛い、などの症状が出ればすぐにタクシーなどで戻ってくるように」と言われる。

親にも、会計を終えたらいったん家に戻るつもりであることを電話で伝えたところで、今度は会計待ちの段階でどうやら張りが10分間隔になってきた。15時くらいの時点のこと。
これはやばいかも、と思い助産師を呼び出して相談したあげく、やはり家には戻らずこのまま入院手続きを進めることにし、親に入院グッズを持ってきてもらうことにする。
親が来るまでぼんやり待っているのもなんなので、少し痛みも出てきてはいたけれど、本日の診察の会計を済ませ、受付で入院手続きを済ませる。また、医師の診察時に貧血対策として鉄剤を処方してもらったけれど院外処方なので、近場の調剤薬局まで行って処方してもらうも、薬を準備してもらっている間に陣痛が来て多少うめくことになる。
これはさっさと入院部屋に向かった方がよかろうと、病院に戻り該当のフロアへエレベーターで向かう最中、エレベーター内に誰かの見舞いなのか玉山鉄二が同乗しているらしいことに気づくけれど、こちらはガン見している余裕もない。
せっかくのマッサンなのに〜と思いつつ、エレベーターを出たらナースステーションへまっしぐら。

現在の状況を伝えたら分娩室の前段階の分娩準備室へ案内され、横になってまたNSTチェックの開始。その状況で16時くらいに母親と姉、姪っ子が到着。
母親が保育園へ上の娘のピックアップに行ってくれるということで、姉と姪っ子が残り、かしましいなか、夫とLINEでやり取りしたり、陣痛が来たら看護師さんにマッサージをお願いしたり、となかなか忙しい。
でもまずは分娩準備室で横になれたということでほっと一安心。



2016/10/25

妊娠39週

妊娠39週に突入。
予定日は1週間後とは言え、いつ産まれてもいい状態。
母親が予定日にしか子供を産まなかったというエピソードを何度も聞かされていたこともあって、前回の出産ではなんとなく自分も予定日辺りに産むんだろうと直前まで余裕で構えていた(実際には予定日の5日前の出産となったけれど)。

今回は2回目の出産ということもあって、前回より早く産まれるのでは、と勝手に予想し、2週間前くらいから毎日のように今日か今日かとびくびくする日々。
でも結局1週間前の今日になっても陣痛は来ておらず、こうなるとさっさと産まれてほしい。
出口の方でかなり圧迫感というか圧力を感じたりすることもあって、もしや?と思うこともあるのだけれど、結局しばらくすると収まる。
前回より骨盤底筋なども弱っているのか、尿が溜まるとその圧迫感なのか膀胱の痛みなのか鈍痛も頻繁に生じ、就寝していて尿意を感じるときに起き上がるのが辛い。
やっぱり日々何かしら簡単な形でもいいから筋トレはすべきなんだろうなあ、と実感しつつせいぜいマッサージ程度。
マッサージだけにしても乳頭マッサージやら会陰マッサージやら、むくみ軽減のためにも足のマッサージやらでなかなか忙しいのです。

最近では腰の痛みや膀胱痛といったのが悩みだけれど、それも今だけの贅沢な悩みなのでしょう。
妊娠中に特異な症状というのは後になってみれば懐かしく思い出されるものであり、この夏は少し高めの妊婦体温のせいかやたら蚊に喰われたこととか(今でも約20カ所近く足に虫刺されの痕が残ってしまった)、妊娠中は肌トラブルに悩まされるというけれど、私の場合はなぜかお尻にニキビがよくできるようになりそれも数カ所痕に残ってしまったけれど、まあ来年はきっとそのような状態は落ち着くはずで、今はそれらを楽しめるぐらいの心境にならないとね。



2016/10/14

妊娠37週

早いもので既に妊娠37週ちょっと。
一応予定日は約2週間後だけれど、2人目の出産ということもありそれより早めであろうことが予想され、いつ産まれてもおかしくない。
入院グッズくらいは揃えたけれど、上の子の物で使える物も残っているし、ベビーグッズはまだ完全に揃えられてはいない。出産後の入院中に本当に必要そうな物を見極めてベッド上でAmazonで注文しておけば退院頃には届いているはずだし、便利な世の中になったもんだ。

しかし今回の妊娠生活は、やはり前回の出産から3年近く経っていて完璧な高齢出産であることや、上の子のお世話、普段からの運動不足による体力不足などいろんな要因が絡んでいるせいか、前回よりきつかった。
前回は産休に入るタイミングも、年末の挨拶に合わせてしまえば楽かな、と思い1ヶ月前から産休に入った訳だけれど、最後までそれなりに余裕に働いたように思う。
今回はシルバーウィークの休みと夏休みをくっつける感じで、1ヶ月半以上前には産休に入らせてもらったわけだけれど、既に最後の1ヶ月くらいは仕事が辛かった。
トイレもかなり頻繁になっていたし、椅子からいちいち立ったり座ったりの動作も痛く、ちょっとうめき声が出たりして隣の同僚に心配される始末。

このままだと出産時も少し不安なので体力つけなければと思いつつ、ちょっと頑張って動けばすぐにお腹が張ってしまうので(これも前回と異なる)、結局無理をしない生活。

つわりは前回同様あまりきつくなかったのになー。
吐き気を感じることはほぼなく、白米はあまり食べたくなくなるけど、ジャンクフードとかなら結構もりもり食べてしまうほどだった。だから今回も最後まで同様の妊娠生活傾向かな、と思ったのだけれど。

前回は妊娠後期には蕁麻疹が結構出たけれど、今回は有り難いことにそれはない。ただ、妊娠中期頃から寝転がっていて起き上がるときに腰あたりの骨が軋んで痛むのが今も続いていてそれが辛い。腰痛とは異なり、骨が痛い、というのがなかなか初めての体験で。経産婦の方がその傾向が強いようだけれど、骨盤ベルトで押さえて軽減する、といった方法しかないようなのでもう少しの辛抱。

また、他の妊娠後期の特徴としては、やはり胃もたれや胸焼けがする。胃もたれはまだいいとして、胸焼けって本当に喉の下あたりが熱くなる感じで不快。
胃もたれしているとあまりしっかりした食事をとりたくなくなり、結局食べやすいアイスやフルーツ、パンばかりを食べたりていて、赤ちゃん、ごめんなさい。
おかげで貧血症状も出てしまい、鉄剤を飲むのはいいけれどそれでまた胃が荒れる悪循環。
唯一有り難い症状として、前回の妊娠時もそうだったのだけれど、私は妊娠後期に入るとどうやら快便になる模様。普段は慢性便秘症なのにこれは嬉しい。
通常は妊娠時は便秘になることが多いけれど、私は大きくなった子宮に腸が押されるのが適度な刺激になるのかもしれません。

上の子も何か感じるところがあるのか、急に哺乳瓶でミルクを飲みたがったり、よだれかけをしてハイハイをしたりで、面倒な感じになっていてちょっと不憫。
でもまずは無事に出産を終えることを第一の仕事として、その後の対応はゆっくり行っていきましょう。


2016/06/06

18週

妊娠5か月となりかなりおなかも膨らんできた。
食欲もそれなりにあり、甘いものが食べたくなるのが困る。
検診で尿糖が出てしまったのに・・・・

スッパイマンなどでごまかしつつ、でもやはりチョコなども食べてしまい、しかもバタバタにかまけてマタニティヨガも運動も何もしていない。
せめてウォーキングを、と思って、朝は会社の一駅前で降りて歩いて行ってはいるけれど、たかがしれた距離で今後体重制限が守れるかどうかが既に不安・・・・

5か月に入ったころにちょっと胎動らしきものを感じた気がするのだけれど、気のせいだったのかまだいわゆる胎動!といったものは感じられない。
この安定期に入った時期は、検診も1か月に1回だけだし、胎動もはっきりと感じられず赤ちゃんがちゃんとおなかにいるのかちょっと不安に感じる時期でもある。
来週くらいからはそろそろちゃんと感じられるはずなんだけれど。
これももともと痩せ形の人は胎動を感じやすい、といった差があるらしいから、胎動を感じるのが遅めでも当たり前かー、とゆったり待つことにする。

でも中に胎児を感じられなくても、それなりに身体の表面にはいろんな反応が出てきており、やはり前回同様、よく口内炎ができるようになってきた。
巨大なのが一気に2-3個できるので口内炎パッチは必需品。
また血流が多くなるのと、粘膜が薄くなるせいなのか、鼻血までとはいかずとも鼻をかむとちょっと血液らしいものが出てくる。

どれも決して好ましい症状ではないけれど、今の時期だけだししばらく楽しまなければ。

2016/05/18

妊娠5か月


妊娠5か月突入!
1人目のときもそうだったけれど、つわり自体は34か月のときもそんなにひどくなく、食べたいものと食べたくないものがあるぐらいだった。前回同様、なぜか身体にいいものはあまり食べたくなく、身体に悪いものばかり食べたくなる。白米や納豆、ひじきや焼き魚といったメニューを避けて、パンとかファーストフード、揚げ物の割合が増える。5か月に入ってさすがにその偏食はなくなってきたので、そろそろバランスのいい食事にせねば。

体調や身体的な変化の意味では、やはり胸が
1サイズは大きくなってきて、早くユニクロのLサイズのブラトップを買わなければ。もともと太り気味のせいで、4か月の時はその少し膨らんだおなかが妊娠によるものかよくわからなかったけど、今は子宮もグレープフルーツ大、赤ちゃんも手のひらサイズということもあって、さすがに妊娠によるポッコリ具合。体毛も濃くなってきたし、シミも増えてきた気がする。4か月のエコー受診の時点で結構赤ちゃんは活発に動いていたけれど、16週目の昨日、おなかのなかの空気が動く感じというか少しひきつれた感じがあって、多分胎動!
おなかの中で頑張ってくれているのだから、こちらもちゃんといい栄養を流し込んで運動もせねば。バタバタの毎日のなかでなかなか気を使えないこともあるけれど反省&引き締め。

2016/05/10

妊娠発覚

妊娠発覚!
とても嬉しい。

私は姉妹の多い中で育ってそれに救われたところもかなりあるので、やはり子供は1人だけでなくもう一人欲しいな、とは思っていた。
夫もその点は同感だけど、彼自身の年もかなりいっていることもあり、子供が20歳のときに親が70近くになってしまうのはやはり不安、経済的なこともしっかり考えなくてはいけないから、と2人目にはかなり慎重派だった。
私自身、2人目を持つとしても上の娘と3歳近くは離したいな、と思っていたこともあり、娘の育児に追われる慌ただしい毎日のなかでちゃんと2人でその点を突き詰めることなく、ついつい日が過ぎてしまった。

ただし娘ももう2歳になることだし、私自身の年も考えるとそろそろ検討しなくては、として改めて2人で話し合う機会を作るも、あまりに慎重派の夫にイラッとして、「別にいざとなれば私一人で育てられるし」といった発言から言葉の応酬になり、久々に大きめの夫婦喧嘩。
多少仲直りをするのに時間がかかりましたが、改めてお互い言いたいことを言う場を設け、それなりに納得し、不妊治療までは検討しないけど2人目をもつ方向でがんばってみよう、ということになった。

いざ妊娠を意識すると急に日々の身体の変化が気になってくる。
生理の遅れに期待したり、来てしまったときにはガッカリ、と一喜一憂。
前回の妊娠時は、最初は基礎体温で排卵日を測り妊娠を狙っていたけれど外れが続いたこともあり、途中から排卵検査薬を使用し、それからは割にスムーズに妊娠した。
それなので今回は最初から検査薬を使用。
多少お値段が張るけれど、不妊治療などにかかる費用を思えば全く安い。

排卵検査薬から排卵日と思われる日を予測して妊娠を狙い、生理の遅れがあれば妊娠検査薬で検査し、陽性が出たらほぼ妊娠確定という流れ。
妊娠検査薬が使うのは、大体次の生理予定日の1週間以降くらいから。あまりに早すぎると反応が出ない。
ただ、私自身、生理は20日でくることもあれば30日を過ぎることもありどちらかというと不規則。生理周期が分からないながらも28日と設定し、前回の生理日から35日経っても生理が来ていなければ妊娠検査薬を使うことにする。
34日経っても生理が来ていなかったため、さあ妊娠検査薬を使おう!と思ったところ、なんと35日目に生理が。なんとなくオリモノが増えた兆候やその色などから妊娠したのでは?と勝手に期待してしまったのだけれど、気にしすぎるのもいけないね。
じゃあ、次のシーズンに期待、とまた排卵検査薬を使い始めたのだけれどなかなか陽性になってくれない。
無排卵症の気があるのか?と少し不安を覚えつつ、いまいちタイミングが分からないなか妊娠を狙い、次の生理が来るかどうか待つ。
気が急くなかでなんとか35日すぎるまで待って妊娠検査薬を使えば、くっきりと陽性反応!
さっそく次の日に近所のクリニックで診察を受けて妊娠確定。


しかし前回の生理開始日から考えるとまだ妊娠4週目くらいのはずなんだけれど、その日の超音波検査では既に心臓も動いていて、頭もお尻のshapeもちゃんと確認することができた。
大きさからすると、もう9週にはなっているようで計算が合わない。
どうやら前回、生理だと思っていたものは実は不正出血だったよう。
たしかにいつもより量は少なく、色も薄めではあったのだけれど5日近く続いたので完全に生理だと思っていた。
既に妊娠していたのなら、排卵自体されていないのだから、確かにいくら排卵検査薬を使っても反応しないはずだ・・・・

妊娠は凄く嬉しいけれど、すこし心配だったのがリンゴ病。
今年は流行年らしく会社の隣の席の同僚も子供から罹患していた。
1ヶ月近く微熱や身体のだるさが続くこともある、というのがその症状の一つなのだけれど
確かに3月いっぱいそんな症状が私にもあった。2月に風邪をひいて以来本調子に戻らないなー、などと自分では思っていたのだけれど。
妊婦がリンゴ病にかかると流産、死産などの確率が高まると言われており、その不安を医者に相談したら、「リンゴ病にかかっても奇形につながることはないね、流産にしてもこの段階での流産はそのような運命だったね、リンゴ病で流産しているならもうしているよー」と中国語訛りで一蹴され、不信感より却って安心感。
私もわざわざリンゴ病の検査を受ける気もなくなり、喜んで家に帰って報告したのでした。

妊娠発覚が少し遅かったので、前回の発覚時のように超音波写真を見ながら「わー、ただのこの黒い点が赤ちゃん?言われてもわからないねー、信じられないねー」といったウキウキなやり取りはまったくスキップされたけれど、順調に育ちますように。






2016/03/01

去年の夏休み1


Blogに日記として残しておこうかな、と思っていたのが去年の8月の終わりに行ったカナダ旅行。

双子の妹の結婚式への参列が目的だった。

色々な生活スタイルがあるカナダらしく、長く付き合ってきた二人とはいえもともと特に結婚にはこだわっていなかったよう。
それに対してしびれを切らしたところもあるのか、母親が両家の顔合わせだけでもしてはどうか、といった提案をしてきたのが確か5月末。
甥っ子、姪っ子もまだちゃんと海外に行ったことがないこともあって、どうせカナダに押しかけるなら皆で、という流れになったのはいいけれど、そうなると行く時期としてはどうしても学校が休みの夏休みしかない。
急きょ8月に行くになったにあたって、どうせこんなみんなが集まる機会はないのだから結婚式でも挙げてはどうか、という半ば無理やりな流れ。
本人たちは、いつか結婚を、とも思ってはいるけれどちょっと急だから来年の夏でもいいよー、といったのんびりした案を提案してくれたけれど、思い立ったが吉日というか善は急げ、の勢いで押し掛けることを決定。

夏休みの間でなるべく安くぎりぎり子供たちの学校に間に合うタイミングということで8月の終わりから9月初めに行くことを決定。
まずは席の確保ということで、JTBなどでいくつか見積もりを出した後、結局直行便でそれなりに納得する値段としてAirCanadaから直接購入。
乳幼児同行の申請がうまくいかない、などの小さなトラブルはあったけれど、母親用に広めのシートを取れたり、といい出だし。
次はホテル、となるけれど、老親に長姉一家、Ottawaからも次姉夫婦が参加するとなると合計11人の大所帯となり、なかなかいいのを見つけるのが難しい。
ホテルの部屋の組み合わせも難しいなぁ~と思っていたところ、妹が教えてくれたのがいわゆる民泊サイトとなるのだろうけれどVRBOのサイト。

今では民泊の問題点などもいろいろ言われているからかえって身構えてしまったところもあるかもしれないけれど、サイトを見た限り素敵な家が多く貸し出されている。
大家族みんなが一緒にいられやすくて安く済むなら活用してみようということで初民泊をすることを決定。
その中からToronto downtownartisticで大きな一軒家を借りることにした。部屋数が多くて寝るところにも困らず、大きなdining roomもあって妹たちの住まいのすぐそばにあることも気に入った。

宿と航空券さえ決まっていれば特に心配することはなし。
子供もまだ1歳半だったけれど初めての海外旅行で少しでも楽しい雰囲気を味わってくれたらなぁー、とかなり楽しみな夏休みでした。