2017/07/04

キャベツ人形

11月生まれの息子くんももう8ヶ月。
2人目はその傾向が強いと聞いたこともあるけれどやたら愛嬌がいい。
ニコニコ周りに笑いかけ、みんなの人気者。

上の娘は赤ちゃんの頃からそんなにニコニコせず、むしろ常に眉間にシワを寄せている感じだった。八方美人タイプの親としては、この愛想のなさもむしろカッコよくて悪くないか〜、などと思っていたのだけれど。
でも笑顔を所構わず振りまいている息子をみると、やはり愛嬌の良い人の方が確実に人生得することは多そうだな〜と感じる。皆が警戒なく寄ってきて息子に可愛い、可愛いとちょっかいをだし、その度に傍らの娘の顔がちょっと真顔になるという。

姉のところの甥っ子兄弟も同様に対照的で、上の子は無愛想、下の子は結構フレンドリー。二人とも実家に顔を出してはずーっとひたすらスマホでゲームをしており、やっていること自体は同じなのに、部屋に現れたときの挨拶で、上の子はむすっとしたまま、下の子はちょっとにこっとするというその小さな違いだけでこちらの心証も変わってきてしまうというもの。
ウチの娘も将来その点で苦労する羽目になるかもしれず、その不公平さ(印象によって人の待遇が変わってくるという、ある意味公平ともとれるのだろうか)にくじけたりひねくれたりしませんように。親ですら既にひねくれちゃいそうになっているところはあるのだけれどね。

息子くんは特におばあちゃん達に人気。どうやら安心感を覚える顔らしい。母親の70代の親友も、息子くんを抱きながら「ほっとする顔やわ〜、このごろは洋風の綺麗な顔ばかりの子が多くてかなわんわ」と可愛がり、なぜか息子くんを「ゲンちゃん、ゲンちゃん」呼んでいた。たしかにゲンという名前は彼のでーんとした雰囲気に合っているかも。
また、最近も息子君をベビーカーに乗せて歩いていたら着物のおばあさんが近寄ってきて、「まあ〜、健康優良児ねえ、なんて可愛いんでしょう。やっぱり赤ちゃんはこうじゃなきゃ。スタイルのいい赤ちゃんなんて赤ちゃんじゃありません」と2回ほど繰り返し、最後には息子君の足の裏をチュッチュッ💋しながら去っていった。
息子君人生最大のモテ期だな。
でも意外にも人気はお年寄りのおばあちゃんの間だけでなく、デパートにいけば綺麗なお姉さんに話しかけられたり、駐車場係の中年のおじさん2人が可愛いなあ、とのぞいてきたり。
ハワイにいけば東洋人にも欧米人にもso cute!だの、so adoreble~の連発。
はて、西洋人にもウケがいいとは意外、これは赤ちゃんの笑顔の効力だけだろうか、と不思議だったところ、はたと「あ、キャベツ人形に似ているんだ」と思いつく。なるほど、それなら確かに海外ウケもいいかもなーと思ったり。

フォローしているカナダ人のインスタで自分の赤ちゃんをアップしている人がいるのだけれど、その赤ちゃんがまさにキャベツ人形!可愛くてフォロワーが多いのも納得。あの魅力はuniversalなのね。
子供の頃はキャベツ人形がちょっと怖くてちっとも可愛いと思えなかったけれど、年をとるにつれてじわじわとあのぶちゃ可愛さが好きになってくる。あのまんまるしたほっぺや、ちんと上を向いた鼻、つぶらな瞳が今は可愛い。
そうなるとまたバカ親ぶり発揮でついつい人形が欲しくなってしまうという。
キャベツ人形にも、金髪碧眼だの、hispanic系やafrican american系だの色々選べたりするけれど、asianのカテゴリーで選んでしまうとやたらつり目のムーラン系になってしまう。なのでbrown hair, brown eyeタイプで検索したら少ししっくりするのをヤフオクで発見。
早々に娘が髪をはさみでちょんぎってしまい可哀想なことになったので、髪の毛や洋服を用意してあげたいところ。しかも友人まで人形をプレゼントしてくれご満悦の息子君。




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