2013/04/16

salary evaluation

会社で,上司と人事から給料の件で話がある,と呼び出される。
今まで,給料については,年に一度,その年のsalaryの額を示した通知書を封筒でポンと渡されていただけ。
それがいきなり部屋に呼び出されての相談,とのことであったので,あ,これは減給についての通告か,と一気にショックを受ける。

今のお給料にはそれなりに満足しているし,残業が何十時間も続くような厳しい勤務形態というわけでもない。だから金額自体にはあまり固執したりこだわりたくもない。
しかし,この頃,ただでさえ会社行きたくない病にかかっていて仕事ツライ度が高まっているのに,ここでお給料が下がったりなどしたら,絶対motivationがダウンしてこれから仕事をやりこなせるかどうか全く自信がない。
ここは抱えてる業務量の多さなどを訴えてどうにかstatus quoとすることができるだろうか,などと慌てて考えつつ,部屋へ向かう。

部屋に落ち着くと,人事の担当者より開口一番,昇給のご報告をさせていただきます,との連絡。
通常の給料体系は,会社が全社員に向けて知らせる平均up率に従ったり,または横ばいのままであったり,ということが多い。それが今回はそういった枠から外れて,それなりの増額となったため,face to faceとなったらしい。

ビックリすると共に,そう言えば,去年は点数などといった業績の意味では,チーム内で一番だったなぁ。。。,と思い返す。それらが評価されたらしい。
ちゃんと還元してくれるとは有難いことだ,と思いつつ,人事から報告を受けるまでは,減給と信じて疑わなかった私にも多少ビックリする。
このネガティブ思考というか,もう少し自信を持っていいだろうところを持てないのはどうしたものか。変に自信がなくなると仕事の効率性にも影響してくるから,この点は直さなくては,と分かっているのだけれど。
ハングリー精神が欲しい。

どうしても,上へ,上へいってやろう,という考えよりかは,楽な仕事をしてそれに見合ったそこそこのお給料をもらえれば,と思ってしまうタイプ。
この間も,声をかけてきた人材紹介会社の人と話題作り程度に面会してみたのはいいけれど,もし転職するならどのようなところまでいきたいか,と聞かれ,思わず,managerのような上の立場にならなくていいようなポジションと答えてしまい,とことん自分が嫌になる。

今後さらに会社への貢献を考えて働かなくてはいけないのか,などといった考えにもとらわれてしまったけど,こういうある意味真面目なカチンコチンのパートなどが変なネガティブ思考を生むのかもね。

2013/04/14

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

村上春樹新刊を読む。
ネジ巻き鳥や海辺のカフカがクロく深いところ、痛みの描写が強かっただけに、今回は全体的にはあまり印象は強くならず。

でもやっぱり統一された言い回しだなぁ。

それなら君は、どこまでも美しいかたちの入れ物になればいいんだ。誰かが思わず中に何かを入れたくなるような、しっかり好感の持てる容器に