2014/08/03

伊勢参り

夏休みを利用して伊勢参りへ。本当は夏らしく沖縄か北海道へ行こうか,などとも考えたけれど,娘がもう少し大きくなったら旭山動物園や沖縄に行きたい,とリクエストされるかと思い,今のうちにきっと娘が行きたがらなそうなところへ,ということで伊勢。
四国と東北も興味があったのだけれど,この時期台風が近づきやすかったり,多少地震が近頃起きていることもあって。
なんにせよ,衣食住の神様に感謝の気持ちを伝えにいくのはいいことだ。

実は伊勢は初めて。
リゾートな志摩に泊まりたかったけど,赤ちゃんのおむつ提供します,という赤ちゃん宿泊プランにあらがえず,鳥羽の旅館に滞在。3泊もするとなると自分で持ってくる場合,スーツケース半分近くをおむつが占領することになってしまうので。海が目の前にのぞけて感じのいい旅館。露天風呂も海が目の前にあってよい。しかし、伊勢の海は潮の匂いがしないのね。

しかし,通常お伊勢参りとは一泊2日くらいの日程で行うものらしく,3泊というと旅館の人に一様にビックリされる。
でも到着日はちょうど愛子様達が参拝されたこともあり,内宮は入れず,外宮は午後からしか開かなかったので,どちらにしろ1日で両宮を見学するのは無理な日程。駐車場も使用禁止となっていたこともあって,すいていてよかった。タクシーの運ちゃんも去年のブームが去ってしまって,今は暇で悲鳴あげてる,と言っていたしね。

明治神宮と同様の荘厳さがあったけれど,明治神宮ほど作られた感はないような。松の木も点在していてやはり趣がある。一昨年できたという,伊勢神宮の歴史を解説したせんぐう館も入る。20年ごとに遷宮するにあたっての職人の作業などが展示してある。しかし一昨年できたというのに英語の解説がついておらずビックリ。安倍さんの観光客増やそうキャンペーンに全くのっていない。特殊用語が多すぎるのは確かであるけれど。

途中で原寸大の正殿前で係員がその造りなどを解説してくれる時間があり,聞き入る。落ち着いた感じの人による分かりやすい解説。前日は皇太子ご夫妻もここに立たれました,と言っていたけれど,きっとこの人がつつがなく解説してあげたんだろうなと思われる。
遷宮用のヒノキは樹齢300年を超える木曾ヒノキを今は使っているようだけれど,ひのきはもともと日本と台湾にしか生えていないらしい。知らなんだ。

無事にお参りして鳥羽に戻る。なぜか旅館からのお迎えが人生初のリムジンでラッパーになった気分。


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