2007/10/09

finally!

時間かかりましたが、やっと読み終えました、ハリポタ。the deathly hallows. いまだ興奮冷めやらず。

きっとナルニアとかモモがでたときも話題性とか読者の気分の高まりとかはこんな感じだったのでしょうか。またはもっとさかのぼると、ロビンソン・クルーソーが出たときなども。

エンターテインメント性たっぷりです。笑うシーンあり、泣くシーンあり、戦闘シーンあり。ハリウッド系のファンタジー。最後は妖怪大戦争並みに色んなものが入り混じってますが、みんなが納得いくかたちで終わってると思います。
7年目にして完結し、7巻目なんて果てしない物語並みに分厚いけど、全ての出来事がつながって終わっているということは最初からストーリー決まっていたのかなあ。

魔法系の長いファンタジーという意味ではナルニアなどと通じるものがあるのだけど、コミカルであるというのが一番の違いかな。結構笑えます。でもかけ言葉みたいなものがあったりするので、あの良さは日本語でうまく表せるのでしょうか。HermioneのHer-my-ownとかsaintlikeのi'm holeyなど私は笑ってしまったのですが、どう訳すんだろう。
よう、兄弟、気分はどうだい? パンチにでもなった気分だよ。 ?。 穴あき。
みたいな感じでしょうか。

ハリポタ、松岡祐子さん訳読んだことないけど上手く訳してあるとよいです。
やはり訳に物語の面白さは左右されると思うので。

ハウルと動く城とか、きっと本来は面白い物語なのではと思うのですが、いまいちのめり込めなかったのは和訳のせいなのでは。なんだかブツ切りだったもの。
反対に赤毛のアンシリーズなどについては、肝心のカナダ人はあんまり読んでなくて、日本人には大人気というのはやはりあれは新潮文庫の村岡花子さんの和訳力によるものと勝手に思ってます。原文より日本語訳の方がずっと魅力にあふれて面白いものになっている気がする。とにかく少年少女のバイブルです。

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