2016/07/07

去年の夏休み3

Toronto着が金曜の夜で、あわただしいことに土曜に妹たちの結婚式。今回は親がカナダ駐在の時から懇意にしていたトロント在住の日本の方のご厚意で、高級住宅街にある湖畔のご自宅を借りてgarden wedding partyを行わせてもらえることになった。

普段化粧をしない妹のために、こちらも習ったばかりのメイクレッスンの成果を出すべくホットカーラーだのハイライトだのいろいろ化粧道具を持っていってにわかメーキャップアーティスト。普段しない濃い化粧に、周りの女性人やカメラマンなどは「いい~」、「うん、このくらいの方がカメラ映えするよ」と言う一方で新郎には、「化粧濃いね」と言われてしまったらしいけど。

でもカジュアルなワンピースに青いカーディガンという出で立ちで、新郎の母親が用意してくれたコサージュを付けていたからなんとか花嫁とわかったようなものの、少しは花嫁らしくしないと。マニキュアも普段しないのを何とかお店まで行ってマニキュアしてもらったのはいいけれど、なぜか真っ青な色にしてきたから隕石(ジラコスト?)から作られたという黒っぽい結婚指輪が似合い、通常のいわゆるゴールドとかプラチナの結婚指輪でなくてよかったのかも。

パーティー会場には、日本人の方お薦めの美味しいケータリングのお店から寿司だのローストビーフだのが持ち込まれ、新郎のお母さんからはフルーツデザートや3段重ねで素敵な黄色の花で飾りつけした手作りアイシングケーキ!
大量の砂糖を使った、と手伝ったらしい新郎の弟は言っていましたが、その気持ちが嬉しいね。
また会場の人へのプチギフトとしてこれまたかわいらしい瓶に詰めた沢山の手作りジャムもお母様が用意してくれて、新郎と新婦の結婚を祝ってくれているのが嬉しい。
うがった見方をすると、新郎の新しい奥さんがまた日本人であることや国際結婚について少し思うところがあってもおかしくないのだけれどそれをおくびにも出さず家族として優しく迎えいれてくれる素敵なお母様です。孫が欲しいオーラをそれとなく発している、ということはしょっちゅうあるようで、カナダ人でそういう態度をとるのは少し意外だな、と思ってしまったのだけれどやはりジジババが孫が欲しい、と思う気持ちはuniversalなのでしょう。

妹の会社の人たちや日本人のお友達、また新郎の音楽仲間や幼馴染など老若男女が集ってにぎやかにおしゃべりする和やかムードでパーティーの開始。天気にも恵まれ、湖畔を覗ける絶好の日、絶好のロケーション。
みんながおしゃべりに花を咲かせ、ちびっこたちの可愛いゲストが走り回って皆を笑わせる中、新郎の弟の司会で進行。新郎のお父さんのpoemの混じった知的なスピーチや弟のjokeを交えたスピーチに続いて、新婦側からは私のスピーチ。やっぱりそれなりに緊張して、言いたかったことの2/3くらいで終わってしまった感じがあるのだけれど、それでも十分すぎる長さだったらしい。Poemを交えるなどそんなとても高尚なものは言えないけれど、妹と新郎の愛される人柄やエピソードを双子の立場からそれなりに伝えることができ、涙もろい新婦と新郎を始め新郎のお母さんもとても喜んでくれたのがよかった。その後には、新郎の音楽仲間が演奏するなかで、庭側に立っていた妹が、高いバルコニー側に立っていた新郎のところまで石段を登って結婚の宣誓をし指輪交換を行うセレモニー。本当にcasual weddingであったけれど友人や家族に囲まれて結婚式を行うのはやっぱりいいいなあ、と思わせた素敵なpartyでした。


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