2020/09/19

リノベ進捗 会社検討

さて、急ではあるけれどリノベをするとなったからには決めることがたくさん。
まず会社を見つけなければならない。
といっても、会社を選ぶだけでもいろんな形態があるわけで。
大手ハウスメーカーのリフォーム・リノベ部門がてがけるものや地元の工務店、設計・建築事務所などなど。

経験者の意見を聞いてみたいところだけど、周りにそこまで該当者がいない。
実家の親が、知人にTOTOのリフォーム部門を紹介されて、キッチンやフローリングの張り替えなどを行ったけれど、それは自分たちで探すのも面倒だし知り合いの提案をそのまま受け入れたということらしい。親自体は特に不満もなく、「ちゃんとアフターケアもやってくれるのよ~(当たり前のことなのだが)」などと言っていましたが、こちらとしてはどうしても「TOTOは水回りには強いんだろうけどフルリノベは果たしてどうなんだろう?」と疑問を感じてしまうし、他を調べずしてただお願いする気にはならない。
今回リノベーションするのがへーベルメゾンの1室であることもあって、へーベルハウスのリフォーム部門への依頼も検討しようかと思ったけど、へーベルと言えば地震に強いあの頑丈さ、強固な躯体が売りな一方で、それを優先するためか決しておしゃれとは言えない見かけ・デザインが特徴でもある。
へーベルのリフォーム部門のサイトを除くと、案の定、あまりおしゃれとは言い難い事例集が多い。外側躯体の部分をすべて壊して建て直す、とかならまだしも、今回は内装を取り外すだけだからなあ、とやっぱりそこも決めかねる。

さてどうしよう?と思っていたところに、なんと仲良くしている隣人家族が、今の家が手狭なこともありウチ同様、近所に中古マンションを購入してリノベしてそのうちに引っ越し予定だという。
「どこの会社に依頼するの?」と聞いたところ、ご主人がアート関係の仕事をされてもともと色んな業界に顔の広い人なのだが、知り合いに建築家の谷尻誠さんがいるとのことで、彼の設計事務所に依頼するという。
冒険的な取り組みで彼の事務所の若手に好きなようにさせる、といった形だそうなのだけれど、よかったら紹介するよ、とのこと。
夫はもともと谷尻誠氏が書いた、Changeという働き方改革の本を読んでいて、感じるところがあったようだし、第一線で活躍する建築家に依頼できるなんてめったにないチャンスだからかなり心が揺らいだのだけれど。
ただ、やっぱり事例集を見ると(当たり前なんだけど)おしゃれ(すぎる)!
決して私たち家族はオサレピーポーという感じではないし、敷居が高いというか、なんとなく私たちの雰囲気でない気もする。
しかも彼のもつポリシーの一つに、生活に不自由さを残して自分で考える力をつける、といったようなものがある模様。その考え自体はかっこいいし、立派だと思うのだけれど、さて果たして、共働きでまだ小さい子供2人いる私たちの生活はどうかというと、毎朝子供たちを起こしてご飯を食べさせ、家事をしながら準備して、学校や園に送り自分たちも出勤するまで一息つけることもなく、1分も無駄にできないようなバタバタぶり。それは仕事が終わって子供たちを寝かしつけるまでも同様。
とにかく少しでも時間に余裕が出るようにと、時短につながる家電ならあまり躊躇せず買っていいと思っているし、動線だって重要。少なくとも子どもたちが身の回りのことを自分でできるようになるまでは、便利さというものを重視してしまう。
なので、後ろ髪ひかれながらも今回のご紹介は辞退。

結局、ネットによく広告があがっている、おしゃれな事例集が多くなんとなく雰囲気が好きだったリノベ専門会社と、同じマンションの他の住人が以前に大手ハウスメーカーにリノバを依頼していたことを思い出し、その会社の2つで検討することにした。

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