2011/03/18

animo, Japon!

ああ,初めてだなぁ,この感覚。

四方を見えない敵に囲まれているような訳の分からない恐怖感。
底の見えない一寸先の闇に対する漠然とした不安感。
何かをすべきなんだろうけど,何をするべきか分からないようなもやもやとした焦燥感。

現場で頑張っている人達の苦しみはこんなものじゃない,被災者達の不安感,悲しみとは比べ物にならない,とは分かりつつ,自分の身体を何かが常にどんよりと包んでいるような感覚があります。

不安感というのは日常生活でも付きものである気がするけれど,何となくの恐怖感というのは,あまり縁がなかったのだなぁというのを再認識。それは単に今まで如何にラッキーだったか,と言ってしまえばそれまでなのだけれど。
原発を除けば今回の悲劇は太刀打ちできない自然大災害。受け入れざるを得ない,という感覚も存在し,同時に世界中の人々の暖かいmessegeに励まされる。
イラクの人達などは常にこの恐怖に隣り合わせで,しかしその元凶は自然大災害といったものではなく,やるせない人的なもの。しかし,私などは暖かいmessageを送ることを考えたこともなかったのだもの。

今回の悲劇のポジティブな側面をみるとしたら,たった少しでも自分の価値観を変えることができたことかしらね。

まあまずは,この春はspring coatに眼鏡欲しい,なぞと思っていたけれど,その分は貢献できるわね。

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