両親には旦那から連絡してもらうつもりだったけれど、その前に親から電話があり、破水して現在入院中であることを伝える。昼の会食をキャンセルしてでも病院に来たいようなことを言っていたけれど,付き添いは1人までということもあり,心配無用と断る。
海外にいる妹にテキストメッセージを送ったところ、すぐにチャットで返信があり、なぜか今日子供が産まれる予感がしていたとのこと。さすが双子。肝心の私自身は全くそのような予感はなかったけれど。
妹と長い間,テキストのやり取りをしている間にも,陣痛の間隔が短くなっていき、痛みも多少強くなってくる。
念のため、見回りの看護士さんにその旨を伝えるけれど,まだ痛いときもおしゃべりできるくらいだし、まずは昼食を食べてからモニターをつけましょう,と言われる。
果たしてこのまま待機する感じで大丈夫なのかな,と思いつつ,12:00になって出された昼食は陣痛の合間にパン等軽いものだけを食す。
13:30くらいに旦那が病室に戻ってくる。
この時点で結構痛みはひどくなってきていたけれど、まだ自分でコントロールして呼吸ができる。
そのまま何とかやり過ごしていたけれど、14:00過ぎになってかなり痛みがひどくなり,多少うめくようになってくる。念のためナースコールをかける。看護士さんは来てくれたけれど,陣痛の合間も一応話はできるし,まだ腰の方に痛みが来ているという感じでもないので,さらに様子見ということになる。
いつまでほっとかれるんだ,と思いつつ,看護士さんが去り際にしていってくれた腰の指圧に救われる。
旦那も陣痛中にマッサージをしてくれればいいのに、あまり手を出しちゃいけない、と思ってるのかこちらから声かけしないとしてくれない。
マッサージも腰をさするようなマッサージだけで全く助けにならない。「さっきの看護士さんの指圧をちゃんと見ていなかったの!?」と憤りたくなり、「遠慮しないでぐいぐい押して!」と叫びつつ,痛みで涙が出てくる。
看護士さんが去ってからあまり時間が経たないうちに,陣痛時に一気に肛門側に抵抗できない力がかかるようになってきた。「あ、これがいきみたい,という感覚か」と思いつつ,思わず大きなうめき声があがる。これはやばい,と思い,ナースコールを押してヘルプを呼ぶ。
来てくれた看護士さんも大きなうめき声を出している私をみて,すぐに分娩室へ移動しましょう,という対応。
次の陣痛がきたらどうしよう,という恐怖に怯えながら分娩室までの廊下を支えてもらいつつ歩く。もう少しで分娩室、というところで陣痛が来て,看護士さんに「まだいきまない!深呼吸して!」と言われつつ,我慢できず壁に両手をつきながらうめく。
自分でもいきまないよう鼻から大きく空気を吸って,口から息を吐いてなんとか力を逃したい,と努力するのだけれど、息を吐く時に全く力を逃せず,どうしても肛門側に大きな力がかかりいきんでしまう。排便する時の肛門にかかる力の何十倍もの力が自動的にかかる感じ。このコントロールに苦労した。
なんとか分娩室にたどりついたのが15:00。
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